「時間・人・店」を駆使せよ!

みんなそろったら乾杯…は悪手!ユルい雰囲気を演出する「合コンの下準備」3つの鉄則

ライフスタイル

連載

フツメンのための “ホントに使える”恋愛マニュアル

連載へ

恋愛に関するR25世代の男性の悩みといえば、「出会いがない」こと。ネット上では「恋愛工学」なども話題になっているが、フツウの男子にはハードルが高すぎる…。

本連載は、そんなR25世代のために、「フツメンでも実践できる出会いのテクニック」を、“恋愛のプロ”に解説していただくというものだ!

今回のテーマは「合コン」。慣れていないと、緊張したり会話が途切れてしまいがちだが…。恋愛の達人・鈴木リュウ氏に、まずは「合コンの下準備」について話を聞いた!

形式ばった合コンは緊張しやすい。「時間・人・店」を駆使して“ユルい雰囲気”を演出せよ

「合コンでの失敗のほとんどは、スタートする前の下準備に原因があります。“合コンは、下準備が9割”なんです」

と鈴木氏。どんな準備がいるんでしょう?

時間、人、店。この3つに気をつけて『ユルい雰囲気を演出すること』が鉄則です。そもそも合コンとは、初対面の男女が多く集まるかなり特殊な状況。ただでさえ形式ばっていて、緊張する人が出てしまう。これでは盛り上がらないので、意識してユルい雰囲気をつくるべきなのです」

「みんなそろったら乾杯しよう」は悪手! 先に始めていたほうが一人ひとりの女性の話を聞ける

緊張もあって「みんな来てから自己紹介しよっか」となりがちだけど…
「まずは、時間。過去200回以上合コンに参加した私の経験上、合コンの開始時刻に全員がそろうことは稀です。特に、女性が必ずといってよいほど遅刻してきませんか?

たしかに、メンバー全員が時間通りにそろう合コンって、少ないかも。

「女性が遅刻してくることを踏まえて、男性側は『ユルく会を始めておくこと』が重要です。『みんながそろうまで乾杯を待つ』はやってはいけません! 乾杯までの間は、まだ“オンエア”じゃないから…と盛り上がらなくなり、カタい雰囲気のまま終了してしまいます」

でも、遅れてくる女子に悪いかなーと思ってしまうんですが…。

「会社の飲み会じゃないんだからそんな気遣いは不要です(笑)。むしろチャンスですよ。なぜなら、毎回女性が来るたびに『おまたせー!』『ようこそー!』と乾杯できるからです。こうすれば、そのたびに一人ひとりの女性の話を聞けるので、確実に盛り上がります

先輩・上司に敬語で話すと場の空気がカタくなってしまう。タメ口OKなメンバーで集うべし

上司やセンパイと合コンへ。チームワークが高まる感じがしてまあ楽しいと思ってたけど…
続いてが、。これは、男性メンバーの人選が大事ってこと?

「そうです。雑誌の合コン特集ではよくお笑いキャラ、幹事キャラ、スポーツマンキャラなどと“キャラかぶり”をしないようにしましょうと書かれていますが、それ以上に大事なのが、男性メンバーの立場や年齢をそろえること。男性メンバー内で上下関係があるのは絶対ダメです。上司や先輩、取引先を合コンに連れてくる“ヨイショ合コン”は、どうしても敬語で話してしまいます。すると場の雰囲気はカタくならざるを得ない。結果、最初に言った『ユルい雰囲気を演出する』原則から外れてしまい、女性からの印象は悪くなります。同級生や同期でなくてもいいので、タメ語で話せる男性を選んでください

店は“毎回同じ”ほうがいい!「おいしい料理を知っている」などの安心感は不要な緊張を無くす

アウェイではなく、つねにホーム試合を選べるのは大きいかも。店員さんとも仲良くなろう
最後は、合コンの店選びだ。鈴木氏いわく「合コンは毎回同じ店を選んだほうが成功率が上がる」のだとか。

「サッカーも、ホーム試合のほうが勝率が高いですよね。慣れは合コンの不要な不安や緊張をなくし、その余裕がユルさにつながります。話しやすい席やおいしい料理を知っていたり、周辺のお店のアテもあるので、2次会への移動もスムーズ。同じ店を使いつづけることのメリットは多いです」

なるほど…。合コンではユル~いホームな雰囲気で女子たちを迎え撃つべし! これさえ覚えておければ下準備はバッチリだ。

次回は合コン中の行動の極意を伝授してもらいます!

〈取材・文=新R25編集部/協力=柚木ヒトシ〉