「アンチは妖精です」
「僕のために頑張って働いてね(笑)」イケダハヤトに学ぶ“アンチ活用法”
どんなに善良な人にも、少なからずアンチはいるものです。
とはいえ、自分の発言を見ず知らずの人に叩かれることに傷ついたりしないのか…? そんなことを思っていたら、こんなツイートを見つけました。
$割と真面目に、「アンチの負のエネルギー」を利用する方法を伝えたいんですよね。悩んでるクリエイター多いと思うんで。
負のエネルギーをうまく利用すれば、ストーリーが生まれるんです。そして新たな魅力となる。
イケハヤはうまく活用している方なんじゃないかな。まさにアンチは養分。
というわけで、今回はそんなアンチたちに屈しないどころか「養分」にして「働かせている」と公言する、最強のアンチマスター・イケダハヤトさんにアンチ活用法についてお聞きしてきました!
〈聞き手:いしかわゆき(新R25編集部)〉
「アンチを働かせる」ってどうい うこと?
いしかわ
イケハヤさん
当時はサラリーマンでマーケティングを担当していたので、その界隈のおっさんに「この若造が、何を偉そうにマーケティングについて語っているんだ!」って言われたりね(笑)
最初は耐性もないので「なんだなんだ」と思って相手にしていましたが、いい気分はしませんでしたよ!
いしかわ
イケハヤさん
アンチに対するメッセージを発信することで、彼らにちゃんと餌を与えるというか。「頑張って働いてね」って(笑)。
いしかわ
イケハヤさん
これは感覚値なんですけど、どうもYouTube側は低評価だろうが高評価だろうが、全体のクリック数を見ているみたいなんですよね。
イケハヤさん
$というわけで、今日は仕事しないので、アンチを煽って働いてもらうスタイル。<br />貴重な休日潰してイケハヤのネタづくり、よろしゅうたのんます!<br />大量のYouTube動画の低評価ボタンを、サルのようにぽちぽち押すのだ!
いしかわ
イケハヤさん
いしかわ
でも、それって逆説的にアンチがいないとイケハヤさんが成り立たない、ということになったりするんですかね。
イケハヤさん
別にアンチがいようがいまいが売上の数字はほぼ変わらないんですよ。アンチが低評価を押してくれているのも、すごいプラスかといわれたら微々たるものです。
いしかわ
そんななかで、「ありがとうアンチ!」みたいな出来事ってありました?
イケハヤさん
アンチによって勝手に仲間が増えたんですよ(笑)。
イケハヤさん
共通体験は、いろんな人と繋がる理由になったりするんです。だから、決してマイナスなことだけじゃないとは思いますね。
そもそもなぜイケハヤにはアンチが多いのか?
いしかわ
イケハヤさん
自分なりの正解というのがあって、それが常識とめちゃくちゃズレてる瞬間ってエキサイティングじゃないですか!!
イケハヤさん
こんなの、ただのお引越しじゃないですか。自分にとっては合理的な選択なのに、そこに対してすごくディスられる、その距離感と摩擦には興味深いものがありますよね。
これは作るのが難しいんですよ。アート作品を作るような感じで、常識との摩擦ポイントは常に探しています。
イケダハヤトは高知県に移住します。ブログタイトルを変えました→ : まだ東京で消耗してるの?
いしかわ
イケハヤさん
炎上させようと思ってやっているわけではなくて、自然にできるのがすばらしいです。
アンチ活用メソッド1:個別に対応せずにまとめて煽ろう!
いしかわ
イケハヤさん
実はこれには理由があって、昔、「死ね!」と突っかかってくる人がいたので、ブログで公開問答をしたんですよ。
そうしたら、相手が「イケハヤにストレス受けた」と自傷行為みたいなことをした写真をアップしたんです。
イケハヤさん
その人が死んでも困りますし、触らないのが基本なんです。
いしかわ
でもなんだかんだ、イケハヤさん全力で触りにいっているじゃないですか! 悲劇が繰り返されないか心配です…
イケハヤさん
まぁ本当にどうしようもないな、という人は晒しますけど(笑)。
いしかわ
イケハヤさん
そんな一次フィルタリングで目に入れるか入れないかを判断し、変なことを言っていたらブロック、それらを脳みそを使わずに瞬時に行います。
いしかわ
巷では「イケハヤにブロックされた!」「養分にするならYouTubeのコメントを削除するな!」という意見が飛び交っていますが…
イケハヤさん
ツイッターに関しても、まぁ普通にウザったいじゃないですか。なのでブロックします、以上。
いしかわ
アンチ活用メソッド2:アンチパターンを把握して攻撃を回避しよう!
イケハヤさん
どんなゲームでも、敵の攻撃パターンさえ読めればダメージを負わずに生きていけるでしょう?
いしかわ
イケハヤさん
次に、「本文読んでないじゃん」パターン。タイトルだけに反応して、自分の言いたいことを言っているだけですね。読んでないのに批判しているんです。
そして、「俺のほうが賢いぞ!」というマウンティングパターン。これは、こちらがすでに理解していることを追加で指摘してくるめんどくさいパターンです。
いしかわ
イケハヤさん
リスクがあるなんて当たり前じゃないですか! それを前提とした発言なんですよ。僕はその前提を飲み込んだうえで議論がしたいのに。
いしかわ
$たとえば、本気でブログで食っていきたければさっさと大学なんて辞めてフルコミットしろって感じですよね。
本気じゃないなら何でもいいんじゃないかな。成功確率下がるけど。
若いんだし、妙に保険かけながらチャレンジするのは合理性ないと思うけどね〜。
イケハヤさん
だから、そりゃ人生の決断にリスクはあるでしょ! という前提で言っているのに「そのリスクは大きすぎる!」って言われちゃうわけなんです。
いしかわ
イケハヤさん
とにかく、大まかに分けて大体この3パターンでしか批判は来ないので、これらを押さえておけば不用意に傷つかないで済むと思いますよ。
アンチ活用メソッド3:みんなバトルが大好き。コンテンツにして盛り上げよう!
イケハヤさん
いしかわ
イケハヤさん
実際に攻撃的なものを受けたら何かしら感情が動くじゃないですか。それは何かを生み出すいいチャンスなんですよ! なので、刺激しないような形でうまくネタにしていきましょう。
$昨日に続き、「炎上」という現象の中身について。/【炎上のリアル】粘着アンチは冗談ではなく本気で「病気」な問題……。 : まだ東京で消耗してるの? <a href="https://t.co/rIWxi8ILzz">https://t.co/rIWxi8ILzz</a> <a href="https://t.co/09M6lJmhln">https://t.co/09M6lJmhln</a>
いしかわ
イケハヤさん
もっと骨太にディスってくる人がほしいですね。
いしかわ
イケハヤさん
いしかわ
イケハヤさん
メンタルに関しては、攻撃されるたびに自分の防御力と攻撃力が上がってくるんですよ。最初はスライムが出てきてコテンパンにされても、そのうち鼻息でフッと飛ばせるようになります。
このアンチ界隈では、敵のレベルは一定なんですよ。大体出てくるのはスライムなので、慣れの問題です。
ただ、そんなスライムでもやっぱりウザく絡んできたらそれなりにイラッとする。だからコンテンツにする。それだけです。
アンチ活用メソッド4:アンチは良質なバロメーター。アンチで自分のレベルをチェック!
いしかわ
イケハヤさん
みんなに知られれば知られるほど、絶対に嫌われていく。だからアンチの絶対数が少ないということは、まだ自分は小さい存在なんです。
いしかわ
イケハヤさん
自分にとってプラスの評価を見ることのメリットをあまり感じられなくて…。「うれしい」みたいな感情的なのはあるかもしれないけど、次に何か活かせるようなものは得にくい。
イベントでファンレターをもらっても、非常に申し訳ないけど絶対に読まないです。
いしかわ
イケハヤさん
自分のスコアをチェックするときに、アンチの存在は健康的なバロメーターになるんです。
いしかわ
イケハヤさん
だから、アンチが増えてきたなぁと思ったらかなりいい状態にあると捉えてます。
アンチは「創作の妖精」である
イケハヤさん
いしかわ
イケハヤさん
僕、アンチは「創作の妖精」だと思っているんですよ。
いしかわ
イケハヤさん
でも、その妖精はうまく使おうと思えばちょっとエネルギーをくれるし、うるさいなぁ、と思えば無視しても大丈夫。
いしかわ
$粘着アカウントは総じてウザったいんですが、匿名な時点で、彼らは「これは普通、やっちゃいけないことだ」ということはわかっているんですよ。だから、可愛いもんです。ある程度のレベルに達すると必ず舞い降りる、迷惑な妖精みたいなもの。
イケハヤさん
アンチは、自分がどのくらいのレベルの人間になったのかを教えてくれる妖精です。ちょっと迷惑だけどね(笑)。
そんなふうにとらえれば、アンチともうまくやっていけるんじゃないでしょうか。
イケハヤ@ブログ年商1.5億円(@IHayato)さん | Twitter
まだ東京で消耗してるの?
イケダハヤト