“隠れガラケー派”が「ガラホ」に熱視線

ガラケーの方が良かった点TOP5

2015.02.19 THU


「AQUOS K」は「Google Play」からのアプリダウンロードはできないが、専用にカスタマイズした「auスマートパス」に対応し、ゲームやアプリをダウンロードできる。
すっかりスマートフォンが根付いたとはいえ、いまだにガラケーを持つビジネスマンを見かけることも少なくない。編集部が全国の20~30代ビジネスマン200人に調査したところ、「スマホ派」68%に対し、「ガラケー派」も32%と根強い人気ぶりがうかがえる。“敢えてガラケー”という“こだわり派”からガラケーの良さを熱く説かれると、「スマホ派」としても「一理あるかも…」と思わされてしまうほどだ。

実際、スマホユーザーも、内心「ガラケーの方が良かった…」と感じることは少なくないようで、「スマホ派」と答えた68%(136人)に「『ガラケーの方が良かった』と思うことはある?」と尋ねたところ、「ある」と答えた人が35.5%(51名)に上った。

そこで、スマホユーザーに「ガラケーのほうが良かった」と感じる点を具体的に調査してみたところ、以下のような結果となった。(全国のスマートフォンユーザー男性136名、調査協力:ネオマーケティング)

●ガラケーの方が良かった点TOP5
(※複数回答)
1位 電池もちが良い(67.5%)
2位 余計な機能がなくシンプルで使いやすい(49.0%)
3位 入力用のボタン(テンキーやカーソルキー)があるので入力しやすい(33.5%)
4位 落としても画面が割れるようなことがあまり無い(33.0%)
5位 2つ折りでパカパカ開け閉めする感触 (29.0%)

1位は予想通りの結果。スマホは常に通信しているアプリも多く、液晶画面も大きいため、電池の消費スピードが速くなる。以前に比べて改善されたとはいえ、「1日の使用量がもたない。」(37歳)、「スマホはいろいろ使うから電池がすぐなくなる」(26歳)など、電池もちの悪さを指摘する声が多数寄せられた。

2位に挙げられた「ガラケーのシンプルな機能性」を支持する声も多い。「操作を間違えた時に複雑でどこを修正したらよいかわからない」(21歳)というコメントにみられる通り、若い世代でもスマホの機能を持て余している人は少なくないようだ。

一方、3~5位はガラケーの物理的な形状にまつわる内容が並んだ。「(メール入力時)片手でブラインドタッチができる」(32歳)と、入力キーの使い勝手の良さを実感している人は多く、「スマホのフリックはやりづらい」と嘆く声も…。

また、スマホは「画面にひびができやすい」という理由で、ガラケーを支持する人も多い。2つ折りタイプが主流だったためとみられるが、頑丈さだけでなく「折り畳めてコンパクトになる」「持ちやすく話しやすい」と、あの形状を支持する「ガラケー懐古派」は想像以上に多い様子。

しかし、今となっては機種変更で選べるガラケー端末は少ない。不満を感じるからといって、スマホアプリの利便性を捨ててまでガラケーに先祖返りしたくはないというのが大半のスマホユーザーの本音だろう。

そんなユーザーに目を付けて発表されたのが、au(KDDI)の仕掛ける “ガラホ”である。“中身はスマホだけど、見た目はガラケー”という「AQUOS K」(シャープモバイル)は発表直後から大きな反響を呼んだ。

「AQUOS K」は、ガラケー時代に慣れ親しんだ2つ折りのコンパクトボディで、テンキー入力の操作性を実現。Android OSを搭載し、LINEなどのアプリケーションが楽しめるほか、高速回線である4G LTEに対応。テザリングにも対応している。

スマホを持っていても通話やメール、SMSなどの利用が中心で、併せてWi-Fiモデルのタブレット端末も持っている――そんなユーザーなら、スマホをガラホに替え、「ガラホ+タブレット」の2台持ちにするのが賢い選択かもしれない。世の流れに合わせてスマホを利用しているものの、「本当はガラケーで良かったのに…」という“隠れガラケー派”にとって、“ガラホ”はまさに最適解。今後の動向に注目だ。
(永代渡/考務店)

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