パっとしない元人気メンバーも多いけど…
今や「ジャカルタのCM女王」も!AKBの“地 味メン”ほど卒業後に活躍する理由とは?
一方で、「在籍時にあまり人気じゃなかったメンバーほど、卒業後に開花する」という逆転現象が起きている。実際に活躍するメンバーを紹介しながらその理由を分析してみたい!
【最高順位16位】「批判は気にしない。AKBで鍛えられた」なんでも演じる精神で女優として開花した川栄李奈
総選挙の最高順位は16位だった川栄は、2015年にAKB48を卒業以降、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』をはじめ、『ごめんね青春!』(TBS)、『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ)、『僕たちがやりました』(フジテレビ)など、話題のドラマに数多く出演。2018年には初の主演映画となる『恋のしずく』が公開される。
2017年9月6日に放送された『めざましテレビ』では、本広克行監督が「コメディーセンスもあるし、オールラウンドプレイヤー。なんでもできちゃう」と称賛。
川栄の強みはこの「なんでも演じる」精神のよう。『とと姉ちゃん』では、浜野謙太(ハマケン)演じるお調子者の板前と周囲に内緒で交際し、子どもができる…という難しい役どころを好演。一方で、現在放送されているauの人気CM「三太郎シリーズ」では、コント的な時代劇設定のなかで、「気が強い織姫」という役をうまく演じている。
『モデルプレス』のインタビューでは、こんなことを語るシーンも。
― 批判もあったんですか?
川栄:「殺陣が下手」だとかありましたけど、まぁまぁ…って感じであまり気にしてません。元から気にしない性格ですけど、AKB48でより鍛えられました。
出典 モデルプレス「“女優”川栄李奈、絶賛される演技力にどう思う?AKB48時代から変わらない武器」
【最高順位10位】「新潟の女になる」と宣言して“支店”経由で復活。新・演技派女優として期待の北原里英
$【ら部①】NGT48らーめん部、いざ出動。<br /><br />本日、きたりえ(北原里英)部員が調査取材をしました(らーめん部では平部員)。<br /><br />近々、あゆたろう(中村歩加)部長も期待の新入部員を連れて、調査取材に乗り出します。<br /><br />調査結果は、12月18日発売の新潟WEEK!さんで。<a href="https://twitter.com/hashtag/NGT48?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NGT48</a> <a href="https://t.co/a5bXSaBNzw">pic.twitter.com/a5bXSaBNzw</a>
「地方企業のCMなどに起用されやすいうえに、その後グループが人気になれば、『○○を盛り上げた』と評価されることもあるからです。HKT48に移籍した指原莉乃はまさにそのようにイメージをアップさせました」
それを地で行くのが、「きたりえ」こと北原里英だ。2015年から、新潟に新設されたNGT48に移籍。総選挙など公の場では、たびたび“新潟の女になります”というコメントした。これにともなって、それまで19〜21位と低迷気味だった北原の総選挙順位は、NGT48移籍が発表されてから11〜12位と回復基調に。今年6月に行われた第9回総選挙では、ついに自身最高の10位にランクインした!
そんな彼女も2018年に卒業することを発表済み。2月公開予定の映画『サニー/32』では、ピエール瀧、リリー・フランキーといったコワモテな面々から、殴られる、縛られるといったシーンもあるのだという。“支店”移籍を経て復活した精神力が武器となってか、体当たりな演技は評価が高く、川栄に続いて「元AKBの演技派女優」誕生となるかもしれない。
【最高順位20位】退路を断ってインドネシアの“現地CM女王”にまでのぼりつめた仲川遥香
$Aku bisa nyanyi 17 Agustus loh<a href="https://twitter.com/hashtag/INDONESIAKERJABERSAMA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#INDONESIAKERJABERSAMA</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/17agustus2017?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#17agustus2017</a> #<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#インドネシア独立記念日</a> <a href="https://t.co/ckrGRMkXAd">pic.twitter.com/ckrGRMkXAd</a>
2006年からAKB48の一員として活動していた仲川遥香は、2012年からインドネシア・ジャカルタを本拠地として活躍する「JKT48」へ移籍! なんと楽曲の歌詞はインドネ シア語、同時に移籍する日本人メンバーは1人だけ…という過酷な状況だった。
ほかのメンバーは「AKB48との兼任」というかたちでAKB48の選抜総選挙にも出場していたが、そんな状況下でも仲川だけは「もうAKB48には戻らない。JKT48として最後まで頑張りたい! なのに私だけAKB48の総選挙に出るのは。応援してくださるファンのみなさんに申し訳ないなって。中途半端は嫌なんです」とSNSへ投稿するなど、JKT48に「完全移籍」。
2016年にはJKT48を卒業するが、そのまま現地に住み、人気タレントとなる。インドネシア語も堪能になり、「ポッキー」や「ポカリスエット」など多数の現地CMに出演しているという。
出典 ORICON NEWS「JKT仲川遥香、現地でCM20本 AKB卒業生&移籍組集合」より
$Offshoot pocari sweat<a href="https://twitter.com/hashtag/OnigiriTheSeries?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnigiriTheSeries</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/finalepisode?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#finalepisode</a><a href="https://twitter.com/pocariID?ref_src=twsrc%5Etfw">@pocariID</a> <a href="https://t.co/P9XzHvPqft">https://t.co/P9XzHvPqft</a> <a href="https://t.co/PMyKZNr4Md">pic.twitter.com/PMyKZNr4Md</a>
〈取材・文=天野俊吉(新R25編集部)〉
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