「最も安定しているのは、会社に依存しない人」
「大企業でくすぶっている若者は、就活に失敗したんだわ」ツイートの真意を本人に聞いた
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「イケてない会社を選んじゃった……?」
$最近、日本の大企業でくすぶっている若者たちを見て思うことがある。君たちはね、就活に失敗したんだわ。時代についていけないサラリーマン社長が経営しているイケてない会社を選んじゃったんだわ。そして、くすぶり続けてるってことは、君たちも変化できない奴だってことになる。変わろう、動こう。
長かった就職活動を終え、春からの社会人生活を心待ちにしている身としては、ちょっと衝撃的……。これは真意を聞いてみたい!ということで、サイボウズ式のインターン生・眞木が、青野に突撃インタビューを試みました。
「この人たちは学生時代、大企業に入ること自体を目的にしてしまっていたんじゃないかな」
眞木
青野
眞木
青野
眞木
青野
眞木
青野
…でもね、あれは自分自身に言っている部分もあるんですよ。僕も昔は「大企業に入る人は優秀なんだ」という思い込みがありました。
眞木
青野
眞木
青野
眞木
青野
そんな時代に大企業にいて、一歩を踏み出せない人たちがいるわけです。「この人たちは学生時代、大企業に入ること自体を目的にしてしまっていたんじゃないかな」という気もします。
だから最近、そういう人たちに向けて新しく『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』という本を書いたんです。どんな会社に入ったら楽しく働けるのか、就職活動の時期から考えた方がいいと思いますね。
最も安定しているのは、会社が潰れてもすぐに転職できる人
眞木
青野
眞木
青野
親戚のお兄ちゃんが大企業に入社したと聞いて、家族みんなで「◯◯君はすごいね〜!」と話したり、逆に誰も知らないような会社に入ったと聞いて「大丈夫かな」と心配したり。
眞木
青野
眞木
青野
眞木
青野
そもそも、「安定」とは何なのか、という話だと思います。
眞木
青野
一方で「この会社じゃないと生きていけない」という人はリスクが高いですよね。経営者が間違えた瞬間に道連れになってしまうかもしれません。
眞木
青野
眞木
青野
だから、社外価値を意識しながらキャリアパスを作っていくことが重要だと思います。 そのためには、複業のように社外の活動に参加して、会社以外のつながりを持ち続ける必要があります。
会社を選ぶ基準は「理念と代表に共感できること」
眞木
自分が成長できる環境を選ぶには、会社のどんな部分を見ればいいのでしょうか?
青野
会社の理念を見て「自分はこのチームが目指している姿に共感できるか」を考えるべき。これは仕事でモチベーションを保つための大前提だと思います。多くの日本の大企業は、これがあいまいになってしまっています。
眞木
青野
そんな理念なら、やめちゃえばいいと思うんですけどね。
眞木
青野
最近では「理念にバージョン番号をつけておけばよかったな」と後悔しています(笑)。「理念はアップデートする前提で掲げるものなんだ」ということも伝わりますし。
眞木
青野
眞木
青野
眞木
青野
代表はちゃんと見極めたほうがいいですよ。その人が信じられないと、「陰で悪いことをしているかもしれない」とか、いろいろ考えてしまうじゃないですか。
眞木
青野
眞木
青野
逆に自分の行動に自信のある代表は積極的に発信し、共感する人が多く、仲間も多い。どんなことを発信しているか、どんな風に共感されているかを見るのは大切だと思います。
内定をもらったタイミングでは、就活の成功・失敗を判断できない
眞木
青野
自分も周囲も「内定をもらえたから、就活は成功だ!」となりがちだけど、このタイミングではない。
眞木
青野
眞木
青野
報酬といってもお金だけではありません。仕事で得られるスキルや人脈、仕事内容、お客さまや仲間からの感謝の声、働く場所。いろいろあります。
眞木
青野
もちろん、入社して実際に働いてみないことにはわからない部分も大きいと思います。もっというと、働きはじめるだけじゃわからない。働きはじめてから「自分が欲しい報酬がちゃんと得られているか」を考え続けることが大事なのだと思います。
「大企業に入れば幸せになれる」というのは妄想
眞木
青野
学ぶべきことを学んだら次に行けばいいと思います。大企業の場合、めちゃくちゃ成長を引き出してくれる部署に入れる可能性もありますが、そうでない場合もありますから。
眞木
青野
日本の大企業の多くは年功序列。入ったときはみんな同じ給料で、そこから10年、下手をすると20年くらいほとんど給料に差がつかないんです。これ、すごくないですか?
眞木
青野
大きいテレビを作れば売れていた時代ならそれでよかった。とにかく真面目な人が勝てた時代で、「漢字1万字レース」のようなことをひたすらやっていればよかったんですよ。
眞木
青野
眞木
青野
学校を卒業しても、会社からは「何も考えずにとにかく漢字を1万字書け」みたいな指示が飛び、個人はひたすらそれをやり続ける。サボったら負けという競争、これが漢字1万字レースです。
眞木
青野
眞木
青野
「頑張れば来年、再来年には良いことが待っている」と考えがちですが、その実、モヤモヤ感がどんどん高まっているだけということもある。
眞木
青野
就職先の最終決定権は、親ではなく自分が持つ
眞木
青野
眞木
青野
眞木
青野
親に承認をもらって就職するというプロセスでは、主体的に自分の人生を選んでいないことになる。将来的に幸福度が下がっていってしまうかもしれません。
眞木
青野
自分の人生を主体的に選ぶというのは、何事においても大切なのではないでしょうか。
会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。 | 青野 慶久 |本 | 通販 | Amazon
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