いますぐ転職する気がない方も必見

リクルートダイレクトスカウトの評判・QA集!ガチ調査をもとにプロも解説

キャリア

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【知りたい情報はなんですか?】
①リクルートダイレクトスカウトの評判
②転職サイトの選び方
③転職サイトのよくあるQA
※クリックで該当箇所に飛びます
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おすすめ転職エージェントランキング
1位2位3位4位

JAC
リクルートメント

ビズリーチ

en ミドルの転職

リクルート
ダイレクトスカウト

4.2
★★★★☆
4.1
★★★★☆
3.8
★★★☆☆
3.7
★★★☆☆
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リクルートグループが運営する転職サイト、「リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)」

ハイクラス向けのヘッドハンティングを強みとしているようですが、実際の特徴や評判はどうなのでしょうか?

そこで新R25は転職サイトの実態に精通した方々にご協力いただき、実際に利用したことのある約1000人を対象に、転職サイトの評判について調査を実施しました。
今回の調査に協力してくださったのはこちらの2名。

キャリアの達人たち

人事・戦略コンサルタント

松本 利明
HRストラテジー代表、人事・戦略コンサルタント。プライスウォーターハウスクーパース、マーサー・ジャパン、アクセンチュアなどといった大手外資系HRストラテジー代表、人事・戦略コンサルタント。プライスウォーターハウスクーパース、マーサー・ジャパン、アクセンチュアなどといった大手外資系コンサルティングファームのプリンシパル(部長級)を経て現職。著書に『「いつでも転職できる」を武器にする』(KADOKAWA)、『稼げる人稼げない人の習慣』(日経ビジネス人文庫)、『「ラクして速い」が一番すごい』(ダイヤモンド社)などがあり、ベストセラー多数。出版部数は累計15万部以上プロフィール詳細を見る

元リクナビNext編集長

黒田 真行
ルーセントドアーズ代表取締役。1989年、関西大学法学部卒業、リクルート入社。88年より転職メディアの制作・編集・事業企画に携わる。2006ルーセントドアーズ代表取締役。1989年、関西大学法学部卒業、リクルート入社。88年より転職メディアの制作・編集・事業企画に携わる。2006~13年まで転職サイト「リクナビNEXT」編集長。13年リクルートドクターズキャリア取締役などを経て、14年ルーセントドアーズを設立。「ミドル世代の方々のキャリアの可能性を最大化する」をテーマに、日本初の35歳以上専門の転職支援サービス「Career Release40」を運営している。プロフィール詳細を見る
一般利用者のリアルな口コミに加え、専門家のおふたりの見解もふまえて、リクルートダイレクトスカウトの強みや、転職サイトの活用法を解説します。

〈聞き手=市川茜〉

【総評】待つだけの転職活動が叶う「スカウト機能」が魅力の転職サイト

リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)

総合評価

3.7

  • 求人の満足度

    3.7

  • アドバイザーの対応力

    3.7

  • サービスの充実度

    3.8

おすすめポイント

  • ハイクラスの転職に特化

  • 業界最大手のリクルートグループが運営

  • サイト・エージェントのいいとこ取り

求人数

公開

約9万件

非公開

-

エリア全国・海外
対象30代以上/ハイクラス
松本さん

松本さん

リクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サービス。

一般的な転職サイトのように自分で求人案件を探すこともできますが、メインはヘッドハンター(転職エージェントのキャリアアドバイザー)から受け取る「スカウト機能」です。

リクルートダイレクトスカウトに登録して匿名のレジュメを公開するだけで、ヘッドハンターからスカウトを受け取れます。高収入の求人案件が多く、好条件でのスカウトも期待できます。

スカウトを待つだけでいいので、すぐに転職するつもりがない方や「自分にどんなスカウトが来るのか知りたい」と考えているハイクラス層にもおすすめです

【無料】3分で登録完了

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(公式サイト)

評判①:ハイクラスの求人案件に出会える

松本さん

松本さん

リクルートダイレクトスカウトの強みは、リクルートグループのネットワークを活かしたハイクラス向けの求人案件が豊富なところ。

公式サイトによると、事業責任者や管理職など、年収800万〜2000万円を中心とした求人案件を多く扱っているようです。

重要なポジションの募集など、一般公開されないような優良求人案件の紹介も期待できます
黒田さん

黒田さん

求人検索ページの年収条件も「600万円〜」が下限となっていて、まさに高年収にこだわりたい方向きと言えます。

一方で、まだ実績のない新人・若手クラスの方や、エンジニアやマーケターなどのスぺシャリスト志向の方には不向きかもしれません。
【代表的な利用者の評判】
静岡県/38歳/男性/年収700〜799万円:
求人案件が多く、質も高い印象です。

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(公式サイト)

評判②:ヘッドハンターを自分で指名できる

黒田さん

黒田さん

リクルートダイレクトスカウトは、約1800名(2020年8月時点の公式サイトより)のヘッドハンターと提携していて、匿名レジュメを見たヘッドハンターからスカウトが届きます。

さらに、求職者もヘッドハンターの情報を検索できるのが特徴です。「担当業種」や「業界経験年数」などで絞り込め、気になるヘッドハンターを求職者側から指名することも可能。

通常の転職エージェントでは担当者を選べないことがほとんどですので、相性のよさそうなヘッドハンターを自分で探せるのは大きなメリットです

もちろん、会ってみて印象が違った場合は、その後のサポートは断ってしまってOK。相談は無料ですので、複数のヘッドハンターと会ってみて、一番信頼できる方を探しましょう。
松本さん

松本さん

リクルートダイレクトスカウトはあくまでハイクラス層向けのサービスですので、「面接対策」や「応募書類の添削」などの基礎的なサポートには期待しすぎないほうがいいでしょう

ヘッドハンターは、あくまでも転職活動者と求人企業の「仲介」に徹している印象があります。

イチから手厚いサポートを受けたいなら、「リクルートエージェント」などの転職エージェントの併用を検討してみてください。
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
松本さん

松本さん

リクルートエージェントには、ハイクラス・高年収の求人案件を専門に扱う「ハイキャリア・グローバルコンサルティングサービス」があり、各業界に精通した専任コンサルタント(アドバイザー)のサポートを受けられます。

選択肢の幅を広げる意味でも、リクルートダイレクトスカウトと合わせてチェックするのをおすすめします。

評判③:顧問求人スカウトサービスがある

松本さん

松本さん

リクルートダイレクトスカウトは、本業に加えて企業の「顧問(経営陣に助言などをおこなうポジション。外部から招くことが多い)」として働く“パラレルワーカー”を目指す方にもおすすめできるサービスです。

そんな「顧問求人」のスカウトサービスもあり、興味がある場合は通常の求人案件に加えて顧問求人のスカウトも受け取れます。

顧問求人の種類は、経営企画部門をはじめ、販路拡大を実現する営業部門、採用戦略を提言する人事部門などさまざま。

これまでの知識・経験を活かして外部で活躍することで、副収入を得られます。
黒田さん

黒田さん

近年、シニア層はもちろん、若手〜中堅のハイクラス層が副業として業務委託で働くケースも増えています。


「他企業のプロジェクトにも携わりたい」「自身のキャリアの可能性を広げたい」という方は、一度チェックしてみるといいでしょう。

【無料】3分で登録完了

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(公式サイト)

転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく

松本さん

松本さん

リクルートダイレクトスカウトは、ここまで解説してきた通り、求職者とヘッドハンター(転職エージェントのキャリアアドバイザー)をマッチングするサービスです。

ハイクラス層向けの求人案件が豊富な一方、転職に慣れていない初心者へのサポートは物足りないかもしれません。

ですので、リクルートダイレクトスカウト単体ではなく、ほかの転職サイトや転職エージェントとも併用することをおすすめします。
市川

市川

転職サイトと転職エージェントはどう違うんですか?
松本さん

松本さん

転職サイトは求人案件を自分で探して、スピーディに直接応募できるのがメリットです。ただし、選考対策などは自分でしなければならないことが大半です。

一方で転職エージェントは、無料でアドバイザーがキャリアの相談に乗ってくれるサービスです。

相性のいい求人案件を提案してくれるのに加えて、過去の実績などをもとに選考のサポートもしてくれます。

転職は慣れていないと自分一人で進めるのは難しいので、合わせて使うといいでしょう。
市川

市川

たしかに、人に話すだけで考えがまとまるってこともよくありますよね。

転職エージェントもいろいろあると思うんですが、転職サイトと転職エージェントを併用する場合、どのように選ぶといいんでしょう?
松本さん

松本さん

総合型の転職サイトと転職エージェントにはそれぞれ必ず1〜2社登録し、さらに転職先の希望が明確であればそこに特化したものも2〜3社、合計で3〜6社ぐらいは登録するといいでしょう。

転職先の検討段階ではできるだけ視野を広げたほうがいいので、抱えている求人案件が違う複数のサービスに登録すると、理想の転職に近づくはずです。
市川

市川

転職サイトはそれぞれ特徴がありそうなイメージが湧くのですが、転職エージェントって結局はどんなアドバイザーが担当になってくれるかがキモじゃないですか?
松本さん

松本さん

その通りです。なので転職エージェントは登録前の段階ではそれほど絞り込まないことをおすすめします

まずは複数のものに登録して、相対的に比較しましょう。

その他のおすすめの転職サイト/転職エージェント

新R25キャリア総研の調査結果や過去におこなった専門家への取材をふまえて、リクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめできる転職サイト&エージェントをご紹介します。
1位2位3位4位5位

リクナビNEXT

マイナビ
エージェント

※マイナビのプロモーションを含みます

リクルート
エージェント

doda

マイナビ転職

4.6
★★★★☆
4.6
★★★★☆
4.4
★★★★☆
4.2
★★★★☆
3.6
★★★☆☆
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プロ5人も徹底比較!おすすめ転職サイトランキングを1163人の評判で決定|新R25転職

プロ5人も徹底比較!おすすめ転職サイトランキングを1163人の評判で決定|新R25転職

まとめて評判が見たい方はこちらの記事をご覧ください。

転職サイトを使った転職活動の流れ

転職サイトを利用した転職活動は、下記のような流れで進みます。

転職活動の流れを解説した図

サイトに登録

まずは転職サイトに登録するところから利用は始まります。

どの転職サイトも無料で登録できるため、とりあえず相性の良さそうなものへいくつか登録すると良いでしょう。特にリクナビNEXTdodaなど大手転職サイトは登録必須です。

また、アドバイザーが転職をサポートしてくれる転職エージェントへの登録もおすすめです。こちらも無料なうえに、カウンセリングであなた自身が気づいていない強みや市場価値を引き出してくれたりします。

転職サイト/転職エージェントともに、登録の際には職歴や現職の職種/年収、転職の希望条件(年収/職種/タイミングなど)をあらかじめ入力するのが一般的です。

こちらの情報をもとに求人の案内などがおこなわれるため、正確な情報を記入しましょう。すぐに転職するつもりがなくても、登録だけして求人を眺めるだけでも問題ありません。

現職へバレないような配慮をする場合は、職務経歴書などで記入する内容を多少ぼかすと良いでしょう。

転職サイトで求人を探す

転職サイトへ登録したら、さっそく求人を探しましょう。転職サイトを利用するメリットの1つは幅広い情報を自分の目で確かめられることです。その特徴を活かして次の2つのステップで求人を見ることをおすすめします。

まずは視野を広げましょう。リクナビNEXTdodaなど、”総合型”と呼ばれる転職サイトは特に幅広い求人を網羅しています。なのではじめの段階ではあえて自分が興味のない業界/職種についても調べてみることで、意外と相性の良い求人が見つかるかもしれません。また、スカウト機能のある転職サイトの場合は、おそらく登録した職歴などに応じて相性の良い企業からのスカウトがくるはず。そちらにも目を通すと良いでしょう。

次のステップでは深掘りしましょう。視野を広げるステップで希望する業界/職種がだんだん見えてくるはず。そうしたらその業界/職種に特化したサイトにも登録し、より希望に近い求人がないか探してみましょう。

また、転職エージェントの併用もおすすめです。転職エージェントの場合は担当のキャリアアドバイザー(または キャリアコンサルタント)と面談をおこない、職歴や希望条件にもとづいて相性のよさそうな求人を提案してくれます。

転職エージェントからの求人の提案は、良くも悪くも予想外のものが含まれる可能性があります。はじめは違和感があるような求人であっても、それがあなたにマッチすると考えての提案なはずなので、一度は真剣に検討してみるのがおすすめです。

転職先への応募書類の作成

転職希望先が決まったら、次は書類選考用の書類を用意することになります。

転職サイトのみを利用する場合は、ほとんどすべての作業を自分でこなさなければなりません。なので転職サイトに掲載されているノウハウなどを参考に履歴書や職務経歴書を揃えましょう

一方、転職エージェントも併用すると応募書類の準備についてもサポートが受けられます。

まずは履歴書や職務経歴書を自分で書いてみて、それを担当のキャラリアアドバイザーに確認してもらいましょう。選考をおこなう企業側の目線でフィードバックがもらえます。

また、用意した応募書類と一緒に推薦状を用意してくれることが多いです。それらをセットにして選考通過の確率を上げてくれるのが、転職エージェントを活用する大きなメリットの1つです。

面接対策をおこなう

書類選考を通過したら、次は面接です。こちらのステップでも転職サイトのみを利用している場合は自分で対策が必要です。大手の転職サイトには面接のノウハウがまとまっていることが多いので、そちらを参考に対策をしていきましょう。

一方で、転職エージェントを併用すると、面接に関してもサポートが受けられます。

過去に応募した方の情報をもとに想定質問を共有してくれたり、希望する方には模擬面接もおこなってくれたりします。

特に初めての転職では勝手がわからないことが多いはずなので、何かしら困ったことがあれば担当のキャリアアドバイザーに遠慮せず言ってみましょう。きっと力になってくれるはずです。

内定後の手続き(給与交渉/退職準備)

内定が出たあとの手続きも、転職サイトのみを利用している場合は自分で対応が必要です。大手の転職サイトにはノウハウがまとまっていることが多いので、そちらを参考に対策をしていきましょう。

もし転職エージェントを併用している場合、サポートは内定が出たあとにも続きます。

まず複数の内定が出た際には、入社しない企業への辞退の連絡を転職エージェント経由でおこないます。

そして入社を決めた企業とは最終的な条件を調整します。希望する年収や入社のタイミングなどを担当者に伝えると、できるだけ条件に合うように交渉をしてくれます。

最後には現職の退職準備のサポートもしてくれます。数々の退職者を見てきたうえでのノウハウがあるので、細かいことでも遠慮せずに聞きましょう。

これらが終わればあとは入社するだけ。新しい職場にスムーズに馴染めるように準備を進めましょう。

転職サイトのよくあるQ&A

ここからは転職サイトに関する“よくある質問と回答”をまとめています。

回答が気になる方は記事をご覧いただき、ぜひこれからの転職活動に活かしてください。

Q

転職市場に対する“コロナ”の影響は?

A

「なんとなく転職したい」くらいの方は、いまは見送ってもいいかもしれません。

“コロナ”で不安な今、転職していいのかプロに聞いた|新R25転職

Q

転職サイトと転職エージェントって何が違うの?

A

一番の違いは「サポートをしてくれる仲介者の有無」です。

転職サイトと転職エージェントの違いをプロが解説|新R25転職

Q

転職サイトは登録するだけでもOK?

A

とりあえず触ってみるだけでもまったく問題ありません。

転職サイトは登録するだけでもOKなのかプロが解説|新R25転職

Q

転職サイトに登録すると今の会社にバレる?

A

その可能性はゼロではありません。

転職サイトに登録すると会社にバレる? プロが真相と対策を解説|新R25転職

Q

スカウト機能は“使える”の?

A

手間が省けることはメリットですが、デメリットもあります。

転職サイトのスカウトは乗るべき?プロが活用法を伝授|新R25転職

Q

転職サイトの更新日って大事なの?

A

更新日にサイトをチェックすると、いい求人案件に出会えるかも。

大手転職サイトの更新日一覧と活用法をプロが解説|新R25転職

Q

転職エージェントとは何なのか知りたい

A

無料でアドバイザーがキャリアの相談に乗ってくれるサービスです。

転職エージェントとは何なのかプロが解説|新R25転職

Q

転職エージェントのうまい活用法が知りたい

A

自分の市場価値を確かめるためにも使えます。

転職支援のカリスマたちが転職エージェントの活用法を伝授|新R25転職

Q

企業口コミサイトはどう使うべき?

A

”ナマ”の証言を見て転職先選びに活かしましょう。

企業口コミサイトの活用法をプロが伝授|新R25転職

Q:リクルートダイレクトスカウトは20代から使える?

リクルートダイレクトスカウトの利用には審査/年齢制限がないので、20代でも無料で利用できます。ただしハイクラス向けのサービスであるため、人によっては自分に合った求人が見つからない可能性があるのはデメリットです。

Q:リクルートダイレクトスカウトは登録すると現職にバレる?

バレないような設定が可能です。「企業ブロック機能」を利用すれば、在職中の企業に登録した情報が公開されません。

関連企業なども設定すれば採用担当者にバレる可能性はなくなるでしょう。

Q:リクルートダイレクトスカウトのデメリットは?

ハイクラス/エグゼクティブ向けのサービスなので、ある程度のスキル・経験が求められます。新入社員が背伸びをして利用してもスカウトが来ない可能性があります。

また、スカウトを待つだけでいいのはラクである一方、自分のタイミングで転職活動が進めづらいと感じる人もいるかもしれません。そういった方にはほかの転職エージェントや転職サイトも併用することをおすすめします。

Q:リクルートダイレクトスカウトと転職エージェントの違いは?

通常の転職エージェントは1人のキャリアアドバイザーが担当としてついてくれます。

一方で、リクルートダイレクトスカウトの場合は複数のキャリアアドバイザーはもちろん、企業の採用担当者からのスカウトもきます。なのでいろんなアドバイザーと話したい方や企業の担当者と直接話すのも厭わないような方には特におすすめです。

Q:リクルートダイレクトスカウトの求人の平均年収は?

リクルートダイレクトスカウトで紹介してもらえる求人は、おおよそ年収800~2000万円。管理職やハイクラス/エグゼクティブ向けの求人が多く、専門知識や経験が豊富な方はキャリアアップも目指しやすいでしょう。

Q:リクルートダイレクトスカウトの運営会社は?社名は?

運営会社は人材業界大手の株式会社リクルートです。

2021年11月1日に、同社が運営していたハイクラス向けの転職サービス「CAREER CARVER(キャリアカーバー)」を「リクルートダイレクトスカウト」に変更し、運営しています。

リクルートダイレクトスカウト(転職エージェント)のおすすめ活用法

転職エージェントの活用法と注意点(デメリット)について、キャリアの達人にうかがった記事から一部を抜粋してお届けします。

教えていただいたのは、有名企業での転職を繰り返してキャリアを積んできた田端信太郎さんと、リクルートで転職エージェントとしての累計売り上げが歴代トップの、カリスマ転職コンサルタント・森本千賀子さん

利用者と“中の人”という真逆の視点から、転職エージェントの選び方や活用法を教えていただきました

キャリアの達人たち

田端大学 塾長

田端 信太郎
1999年にNTTデータへ入社。リクルートに転職しフリーマガジン『R25』を立ち上げる。2005年にライブドア執行役員メディア事業部長に就任1999年にNTTデータへ入社。リクルートに転職しフリーマガジン『R25』を立ち上げる。2005年にライブドア執行役員メディア事業部長に就任し、LINEの上級執行役員などを経て、2018年からスタートゥデイ(現ZOZO)コミュニケーションデザイン室長として活躍。2019年末にZOZOを退社し、現在はベンチャー企業数社のマーケティングやPRの顧問を務める。著書に『これからの会社員の教科書』(SBクリエイティブ)などがあるプロフィール詳細を見る

株式会社morich 代表取締役

森本 千賀子
1970年生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒。1993年リクルート人材センター(現リクルートエージェント)に入社。累計売上実績は歴代トップ1970年生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒。1993年リクルート人材センター(現リクルートエージェント)に入社。累計売上実績は歴代トップ。入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞以来、全社MVP/グッドプラクティス賞/新規事業提案優秀賞など受賞歴は30回超。常にトップを走り続けるスーパー営業ウーマン。2017年3月には株式会社morich設立、代表取締役として就任。プロフィール詳細を見る

転職エージェントは複数登録して、視野を広げる

アドバイザーはスキルや考え方が人それぞれです。なのでいくつかのサービスに登録して、特に相性が良いものを使い続けると良いでしょう。

その際は求人案件を網羅的に抱えている“総合型”と呼ばれる転職エージェントは2つほど。さらに専門領域に特化している“特化型”も2〜3ぐらい登録してみるのがおすすめです。

担当者との相性が悪ければ変更してもらう

担当のアドバイザーと相性が悪いと思ったら、変えてもらいましょう。ただし伝えることにハードルを感じるのであれば、ほかのサービスに乗り換えましょう。
田端さん

田端さん

結局、転職エージェントで満足できるかって「担当のアドバイザーがどれだけイケてるか」に尽きますよね。だからサービス単位での比較はムダ。

まずいくつかのサービスに登録していろんなアドバイザーに会ってみて、その人がイケてると思えるかで利用の判断をするっていうのが現実的な方法かなと。

面談でスタンスを伝える

アドバイザーとの面談で転職に対するスタンスを伝えることは重要です。たとえばすぐに転職したいのか、それとも2年先ぐらいで転職したいのか、によって必要なアクションが変わります。

適切なアドバイスをもらうためにも、きちんと要望を伝えましょう。すぐに転職するつもりはなくても、相談に乗ってもらうことは可能です。

候補の企業は自分でも調査する

田端さん

田端さん

企業のIR情報(投資家向け広報)を見るのは基本として、「OpenWork」や「転職会議」のような口コミが集まっているサイトを見たりとかもします。公開情報は調べ尽くすぐらい調べたほうがい

さらに、もし可能なら直近で退職した人に会ってみて、自分の気になる仮説を当ててみるのもとても有効な方法だと思います。

内情を把握したうえで正直に話してくれるはずですよ。

選考のアドバイスをもらって通過率を高める

転職エージェントを利用すると、過去の選考の事例をもとにアドバイスをもらえます。たとえば面接でどんなことを聞かれるかなど。選考に関して気になることがあれば、遠慮なく相談してみましょう。
森本さん

森本さん

英語の「agent(エージェント)」って要は代理人じゃないですか。なので自分ではやりづらいことをお願いすれば基本的にやってくれると思っていいです。

たとえば自分の上司になる人はどんな人なのか詳しく聞いてもらうとか。

転職に関して何か要望があったら相談してみると、意外と想像以上に対応してくれると思いますよ。

給与交渉を任せて年収を最大化する

給与交渉も転職エージェントに依頼できます。自分だと妥当なラインがわからず交渉がしづらいかもしれませんが、さまざまな要因を考慮して可能な範囲で最大化してくれるはず。

もし給与が譲れない重要な項目であれば「これくらい欲しい」とはじめからアドバイザーに伝えておくのも一つの手です。

転職エージェントのデメリット/利用する際の注意点

スタンスを伝えないと意図しない転職を勧められるかも

アドバイザーとの面談で転職に対するスタンスは必ず伝えましょう。そうしないと、すぐ転職するつもりがないのに2ヶ月後の転職を勧められるなどのギャップが生まれてしまいます。

相性が悪いキャリアアドバイザーもいる

アドバイザーも人なので多少なりとも相性の良し悪しはあります。ぐいぐい転職活動を引っ張ってくれるのが魅力のアドバイザーも、人によっては無理強いしてくると感じることもあるでしょう。

相性が悪いと感じたら無理に継続する必要はありません。担当を変えてもらうか別のサービスを利用しましょう。

経歴やスキルを“盛る”といずれ困る

できるだけ事実を伝えるようにしましょう。アドバイザーは転職の可否を決める役割ではなく、転職活動の伴走者です。転職希望者を見て相性がよさそうな求人案件を見つけたり、より高待遇が引き出せるように努力をしてくれます。

ですがそこに嘘が混じっていると、転職後にギャップを感じ早期退職などにつながってしまうかもしれません。

的外れだと感じる求人を紹介されることもある

アドバイザーから求人を紹介してもらうと、ときには的外れだと感じるものもあるでしょう。しかしそれは想像もしてなかった提案をすることで、潜在的なニーズを捉えようとしたものかもしれません。

もし提案された求人がイメージと違ったら素直に伝えましょう。フィードバックすることでより精度の高い提案が期待できます。

ビジネスモデルを理解しておく

転職エージェントは採用が決まったら企業から報酬をもらう成果報酬型のビジネスです。そのためアドバイザーは採用する企業側の利益を大事にしがちな点は知っておきましょう。

ただし、勝手に転職が決まってしまう、なんてことはありません。提案された求人がピンとこなければそれを伝えましょう。
〈文=市川茜(@ichi_0u0) 編集=石川みく(@newfang298)〉
【転職サイト調査の概要】
・調査期間
2020/05/08〜2020/05/11

・サンプル数
1163人

・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職サイトを利用したことがある人


【転職エージェント調査の概要】

・調査期間
2020/03/30〜2020/04/01
2020/04/02〜2020/04/06

・サンプル数
1128人(554+574)

・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職エージェントを利用したことがある人

オススメ転職サービス

リクルートエージェント
POINT!
  • ・業界No.1の求人数
  • ・ぐいぐい導いてくれる推進力が魅力
  • ・視野を広げたい人にぴったり
マイナビエージェント
POINT!
  • ・独自調査で満足度No.1
  • ・20代に信頼されてる転職エージェント
  • ・親身に話を聞いてくれるアドバイザーが多い
doda
POINT!
  • ・国内最大級の求人数
  • ・サイト/エージェントのいいとこどりができる

※新R25で紹介した商品を購入、またサービスへの登録などをすると、売上の一部が新R25に還元されることがあります。

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