森本千賀子著『本気の転職パーフェクトガイド』より

面接マナーのNG行動17選。転職コンサルタントが受付から面接中までを徹底紹介

キャリア

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万全の準備をして望みたい面接。

自分のキャリアや内面を評価されるならともかく、話し方振る舞いなどでマイナス評価を受けてしまう、なんてことは避けたいですよね。

ただ、「ビジネスパーソンとしてマナーはわきまえている」と自覚していても、何がNG行動になるかはわからない…なんて悩む人もいるはず。

そこで、カリスマ転職コンサルタントの森本千賀子さんの著書『本気の転職パーフェクトガイド』(新星出版社)より、最低限は意識しておくべき面接時のマナーを抜粋してお届けします。
面接は「入室し、面接担当者と向き合ってからが勝負」とは限りません。

実は面接室に入る前の言動も、チェックされていることが多いのです。

次のような点にも注意しておきましょう。
・面接前に近くのカフェで…

これは実際にあったお話です。1次面接をクリアし、2次面接に臨んだMさん。

当日は、「万が一のアクシデントで遅刻などしないように」と余裕を持って出かけ、志望企業が入っているオフィスビルに1時間近く前に到着しました。

時間つぶしにビル1階にあるオープンカフェへ。そこでタバコを片手に周囲に響くような大声で電話している姿を、応募先企業の人事担当者に目撃されてしまったのです。

公共マナーを守れない人」というマイナス印象を与えてしまい、不採用になりました。

出典 『本気の転職パーフェクトガイド』

誰がどこで見ているか分かりません。

特に相手先企業の近くでは、うかつな行動は慎むほうがよさそうです。

また「面接直前に気持ちを落ち着かせるために一服」も要注意。

面接相手がタバコを吸わない人だと、ロや服に残った匂いを不快と感じることもあるようです。

面接担当者は応募者のちょっとした仕草や立ち居振る舞いからも「社会人としてのマナー、常識」の有無を判断します。

とはいえ、気にしすぎるのもNG。

ガチガチに緊張してしまって本来の自分を出せなくなることは避けたいものです。

そこで、最低限、次のポイントだけは意識して臨みましょう。

時間厳守

面接時間には1分たりとも遅れないようにしてください。

やむを得ない事情で遅れる場合は、たとえ数分であっても事前に連絡しましょう。

また、面接時間より早く着き過ぎるのもNG。「受付に5分前」がベストです。

事前運格もなしに遅刻

面接時間に遅れそうだけれど、5分くらいだから大丈夫だろう」と連絡しないでおくのはNG。

面接は複数人のスケジュールを調整した上で設定されていますので、1分であっても遅刻するのは、心証を著しく損ねます。

そもそも遅刻は厳禁。やむを得ず遅れる場合も必ず事前に連絡を入れ、面接担当者に会ったら謝罪するのを忘れないでください。

なお「遅れそうなので電話しようと思ったら、相手の電話番号を控えていなかった」というアクシデントもありがちです。

連絡先は必ずメモを取っておきましょう。

先方の担当者の名前を忘れる

応募先企業の受付で、先方担当者の名前が出てこない…というのも起こりがち。

「面接に来たといえば分かるだろう」と思うかもしれませんが、採用担当者が複数いる場合もあるのです。

応募時に担当者名を聞いた場合は、必ずメモしておいてくたさい

受付での態度がぞんざい

受付スタッフに、応募者の印象を尋ねる人事担当者もいます

面接の場では礼儀正しく愛想もいいのに、受付ではぞんざい…という人は結構多いようで、減点になることもあります。

相手によって態度を変えるのはやめましょう。

待ち時間に携帯電話で時間つぶし

呼ばれるのを待つ間に、携帯電話で誰かと話したりメールを打ったりするほか、スマホ画面に夢中…という姿は、あまりいい印象を与えないようです。

待ち時間には、応募先の資料や、面接で伝えることをまとめたメモなどを読みながら過ごすのが無難です。

他の応募者と一緒になり、会話を交わすこともあるかもしれませんが、最低限にとどめておくべき。静かに待つのが基本マナーです。

意気投合したとしてもおしゃべりに夢中にならないようにしましょう。

携帯電話の電源の切り忘れ

「基本マナーがなっていない」ということで、大きな減点となります。

受付を済ませたらすぐにオフにしておきましょう。

もちろん面接中にかかってきた電話に出るのは、いくら緊急要件であってもNGです

面接中に意識したいマナー・注意点

面接に同席している際、応募者の方の話しぶりを聞いていてヒヤヒヤしてしまうこともあります。

次のような話し方はマイナス評価につながりますので気を付けてください。

いつの間にかタメロ・なれなれしい口調

面接担当者が同世代や自分より若い場合、話が弾んで和やかなムードになると起こりがち。

最低限のマナーはわきまえましょう。

度を超えてかしこまりすぎ

~でございます」「~いたしております」を連発するなど、過度の尊敬語・謙譲語はコミュニケーションカに疑問を持たれます

相手の話にかぶせる

面接担当者が話し終わらないうちに「それはですね」と話し始める。

相手には「自分の話を遮られた」という不快感が残ります。

ムキになって反論

欠点や弱みを指摘されたときなどに、感情的になって言い返すのは✕。

面接担当者はわざと意地悪な質問をして反応を見るケースもあります。

冷静さを失わず、欠点を素直に認めた上で、それをカバーするよう努める意思を見せられれば評価がアップします。

ダラダラと話し続ける

相手がうんざりしているのにも気付かず、話し続けてしまうケースも多数。

相手の表情や反応から察するようにしましょう。

そのほかの“ついやってしまいそうな”NG行動

ほかにも、実際に面接を担当している方々からお聞きすることが多い「応募者の振る舞いで気になること」を挙げました。

応募者本人は気付いていませんが、これらが「不採用の理由」となるケースも多数。

「ついやってしまう」のを防ぐためにも、きちんと意識しておきましょう。

姿勢を崩す

普段の姿勢が無意識に出てしまうのはよくあること。

足や腕を組む、ひじを突く、イスの背やひじかけにもたれかかるなど、面接担当者が気さくな人物でリラックスした雰囲気になると気かゆるんでついやってしまいがち。

相手によって態度に差

自分より若い面接官に対してタメ口で話すのはマナー違反。

また、お茶を運んできた女性スタッフには横柄な態度で、面接担当者には腰が低いなど、相手によって態度が大きく変わる人は信頼を損ねてしまう。

相手の目を見ない

面接担当者と目を合わせようとしないのは明らかにマイナスポイント。

また、複数人の面接担当者が並んでいる中で、話すときに1人しか見ていないのも✕。

すべての人に、まんべんなく視線を送るようにしよう。

筆記具をもてあそぶ

無意識のうちにペンをカチカチさせたり、くるくる回したリ、紙に意味のない記号や模様を書いていたり。

面接担当者は気になって本題に集中できないばかりか、「顧客との商談中もこうなのだろうか」と不安を抱く。

メモを取らない

面接担当者が会社や仕事について話しているのにまったくメモを取らないと、「理解する気があるのか?」という疑念を特たれる。

「興味を持って真剣に聞いている」という姿勢を見せるためにもメモは取るべき。

PCや携帯端末でメモ

最近はメモを取るのにノートPCやiPadなどのタブレット端末に打ち込む人も増加。

絶対NGではないものの、相手企業の業種や風土によっては違和感を与えることも。

使う際は一声掛けて許可を取るほうがよい。

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