ブレストには赤、報告には青が効果的!?

森ビルが自社の社員で実験中! 「仕事がはかどるオフィス」とは?

2009.12.17 THU



写真提供/森ビル
企画に煮詰まって喫茶店へ。すると驚くほどスラスラとアイデアが浮かんだりするのだが、同じ集中力を会社でも発揮できないものか。そんな折、森ビルが「仕事がはかどるオフィス」を研究しているとの情報をキャッチ。早速、六本木ヒルズにある実験場を訪ねてみた。

「ここでは『フリースタイルアドレス』というワークスタイルを実験しています。固定席を設けず“仕事の内容に合わせて場所を選ぶ”働き方です」(内装部・松本満美子さん)

実験場は12種類のワークスペースに分けられる。「図面を引きやすい奥行きのあるデスク」「集中してアイデアを練る半個室」「ブレストに適したベンチシート」などで、各場所に2時間の利用制限があるという。

「実験前に当社の社員の働き方を調査した結果、1日を約2時間ずつに区切って色んな作業をしていることが分かりました。そこで各作業に適した場所を2時間の制限時間を設けて提供することで、能力が最大限に発揮されると考えました」(同)

ほほう。ただ、我が社は固定席で、移動できる余分なデスクもないのですが…。

「それなら『2時間ごとにお茶を飲む』とか作業を区切るポイントを作ってみては? 各作業への集中力が増すと思いますよ」(同)

なるほど。ところで、会議室も実験の対象とのことですが、ここにはどんな工夫が?

「活発な議論が必要なブレストには気分を高揚させる赤やオレンジ、冷静な判断が問われる報告・意思決定には青や緑の色調が良いといわれています。さらに、朝の会議では脳を活性化させるため、交感神経を優位にする強めの光に設定するなど、それぞれの会議で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、色や光の演出をしています」(同)

例えば調光式の卓上ライトで午前と午後の光を変えるなどは今のボクらのデスクにもすぐ取り入れられそう。壁の色を変えるのは無理でも、服装や持ち物の色を変えるのは簡単だ。よっしゃ、午後の会議は真っ赤なネクタイで臨むとしますか。
(榎並紀行/アイドマ・スタジオ)


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