日常に潜む仕草のモテポイントを解説!

交通機関の本質とは!? タクシーでモテる

2009.12.17 THU

モテリーマン

アスファルトのサバンナを睥睨し、モテリーマンが狙う獲物はタクシーである。
屋根の上に行灯があることを確認するや、すごい精度で“空車/賃走”を読み取る。賃走ならば微動だにしない。が、ひとたび空車と判明すれば、見事な〈ヘイ!〉を披露するのだ。半身でシャープに挙手する〈ワンハンド・ヘイ!〉はインパクト重視。必死さを伝えるには〈ヘルプミー・ヘイ!〉。10時10分に構えた両手を激しく振る。遠くのクルマには〈ジャンプ&ヘイ!〉。これらすべての動きに品がある。全力アピールもよいが「危険なヤツ」の烙印を押されればクルマは停まらない。
そして〈バトラー〉。開くドアに恭しく手を添え、乗車口に立って、OLちゃんと世間との壁の役割を果たす。これはもちろん乗車時のパンチラ事故を防ぐための動きだ。
が、実は最大のモテ要素は別にある。それは“読み”。渋滞を読み、最も早く目的地に着く交通機関を選ぶこと。モテリーマンが乗ったタクシーは電車に負けたためしがないのだ。

※フリーマガジンR25 166号「プチスマートモテリーマン講座」より

  • ヘイ! タクシー

    タクシーに乗るのは、最も早く目的地に着く手段だから。モテリーマンがハンターのごとき目線で路上を見渡すとき、そこのところの“読み”はすでに完了しているのだ。停め方にはさまざまな〈ヘイ!〉がある。これは遠くを走るクルマにアピールする〈ジャンプ&ヘイ!〉である
  • お嬢さま、こちらでございます。

    早さに加えて快適さを上積みするのが〈バトラー〉。執事のごとき恭しさで、ドアに手をかけOLさまを誘導。OLさまがシートに腰を下ろすや、乗車口に立って“壁”となる。パンチラの悲劇を未然に防がずして、何のモテリーマンであろうか!
交通機関の本質とは!? タクシーでモテる

武田篤典(steam)=文
text ATSUNORI TAKEDA
Shu-Thang Grafix=絵
illustration SHU-THANG GRAFIX

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト