日常に潜む仕草のモテポイントを解説!

プロのサイズで緊張と緩和を創出。 ヘッドホンでモテる

2010.01.21 THU

モテリーマン

モテリーマンのヘッドホンは大きい。だが、音質でOLちゃんにアピールするわけではない。仮に高音質でも、周囲に音をお届けした時点で、それは単なる“音漏れ”だ。
主張したいのは“何を聴いているか”ではなく、“どう聴いているか”。小さなイヤホンタイプなら“どう”がまったく伝わらない。
片耳のヘッドホンを外し、小首をかしげる〈DJ〉。OLちゃんは彼のスーツの向こうにナイトカルチャーを垣間見る。だが実際には、外した耳は車内アナウンス――次は何駅かな? ――を聞いているだけだ。はたまたヘッドホンを下から力強く持ち、目を閉じる〈ヒラオマサアキ〉…それだけで“何か”の審査員に見える。そして感慨深げに音を聴き、時折開く目がOLちゃんに! 「え? 審査? アタシ!?」のドギマギを発生させる。
巨大ヘッドホンはプロっぽさと適度な緊張感を演出する。だが憎いのはドギマギだけで終わらせないところ。彼が両耳からヘッドホンを外した瞬間、そこには――!

※フリーマガジンR25 167号「プチスマートモテリーマン講座」より

  • ミクロな動きで、ナイス・センス!

    〈DJ〉である。次の曲の頭をチェックしつつ、もう片耳はヘッドホンを外してフロアの音をモニター…するがごとく。車内アナウンスを聞いているだけなのだが、遊んでいる匂いが漂う。プレーヤーに収録された曲もセンス良さそうな気がしてしまう
  • 上下逆。閉じて開いて、感慨深く

    〈ヒラオマサアキ〉である。目を閉じて音を聴き、時折目を開いて、歌っている人物を確認。似ているか否かを審査する…というアクションを丸ごといただく。単に一所懸命音楽を聴いているだけなのだが、審査員感が漂う。数回うなずくと効果的だ
  • プロっぽさだけではなく――

    両耳からヘッドホンを外したときの“置き場”。首に掛けるのが一般的だが、あえて頭上にキープ。黒くて大きなこんもりとしたお耳、人なつっこい瞳。アレは! 〈マウス〉である。どういう類のマウスかは、権利関係上、秘密である
プロのサイズで緊張と緩和を創出。 ヘッドホンでモテる

武田篤典(steam)=文
text ATSUNORI TAKEDA
Shu-Thang Grafix=絵
illustration SHU-THANG GRAFIX

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