受話器を置き方、ドアの閉め方…

見られているぞ! 君の振る舞い 新社会人が気をつけたい点は?

2008.03.03 MON



イラスト:室木おすし
ちょっとしたしぐさに、人の善し悪しは出るらしい。社会人ともなれば社内はもちろん、取引先などで初対面の大人に数多く出会う。彼らはどこを見ているのだろう? 気をつけたい立ち居振る舞いを、企業のマナー研修で講師を務める岩下宣子さんに教えてもらった。

「初めにあいさつの仕方です。頭だけピョコンと下げるのは、学生気分が抜けていない証拠。相手の目を見てアイコンタクトを取りながら明るい声で昼なら『こんにちは!』と言ってから、やや深くお辞儀することが大切」

新人の仕事といえば、まずは電話に出ることだが、見られているのは話し方もさることながら、電話の切り方だそうだ。

「ガチャンって音を立てないこと。受話器のフックを指で押して切る。電話の相手もそのほうが気持ちいいでしょう?」

音を立てないというのは、人のよさを感じさせるひとつのポイントかもしれない。

「書類を置くときはバサッ! とやらない。静かに片手ずつ放し、あたかも鉛筆を立てるようにそっと置く。ドアの閉め方も後ろ手で閉めるとバタン! となりがちなので、ドアの斜め前に立ってスーッと閉めましょう」

コピー取りも新人の大事な仕事のひとつ。ここで先輩が見ているのは、使用後。

「コピー機の設定をリセットしているかどうか。やりっぱなしは何でもNGですよ。席を立ったときにイスをテーブルの下に入れないで、そのまま行ってしまう人がいますが、これもだらしなく見えます」

仕事以外で、いちばん熱い視線にさらされるのは食事のときだ。

「見られているのはテーブルの下。脚を組んでいるのは、意外に気になります。また、お会計のときに、レジで『ごちそうさま』とひとこと言えるかどうかですね」

育ちをもかいま見せる、ちょっとした立ち居振る舞い。それは結局、相手を思いやる気持ち次第なのかも。
(佐藤恵菜)


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