「給料を下ろすだけ」は認識違い!

新社会人の損をしない メインバンクの選び方とは?

2005.04.01 FRI



撮影/山本 智
メガバンク時代の真っただ中、学生時代の銀行口座をそのまま使っていては損をすることになる――なんて聞いても、「銀行なんて給料を下ろすだけじゃん」と思う人もいるのでは。しかし、その給与振込をするメインバンクの選び方、そして持つべき口座の数にもポイントがある。それさえ守れば損をすることもなく、デキる社会人になれるのだ。

「銀行選択のキーワードは、〈利便性〉〈手数料〉〈安全性〉の3点です。いくら大手のメガバンクでも、自宅や勤務先の近所に支店がなければ意味がありません。そのほか、公共料金の引き落としやインターネットバンキングができるかなど、〈利便性〉の高い、自分に合った銀行を選びましょう」(ファイナンシャルプランナー・三村明氏)

〈利便性〉は、近所に支店やATMがあるかという点で〈手数料〉の問題にもつながっていく。時間外にばかり引き出していたら、いっこうに貯金は増えないままだ。〈安全性〉も重要だ。ATMで暗証番号入力を盗み見されたり、キャッシュカードをスキミングされた事件は記憶に新しい。盗難保険を付けている銀行もあるが、偽造までは保障してくれないのが現状。東京三菱銀行の「スーパーICカード」が採用した「手のひら静脈認証」など、暗証番号以外の本人確認機能はぜひとも利用しておこう。

三村氏は収入のポケットを3つに分けることを勧める。給与が振り込まれる口座は利便性の高いメガバンクに。将来のための貯蓄をする別口座は、メガバンクの何倍もの金利がつくネット銀行に。さらに銀行ではないがもう一口座。地方では銀行すら見つからないこともある。地方出張での緊急時などに備え、郵貯も持っておくと便利。どんな町にも郵便局はあるもの。土日祝日も入出金できるので持っていて損はない。

さらにメガバンク各行は条件によってATM時間外手数料が無料になるなど、特典付きの新型口座サービスを始めている。ネットでサービスを比較するなどして自分に合ったメインバンクを選ぼう。
(大曲智子)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト