オトコの好奇心が深まる1冊をご紹介!

アツい気持ちを取り戻せる本

2005.04.01 FRI


もうイヤだ!はチャンスの始まり 心の名医が贈る癒しの処方箋 『会社・仕事・人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』 斎藤茂太/あさ出版/1470円
結婚式のスピーチを始めるつもりはないけれど、「男子家を出ずれば七人の敵あり」ということわざがある。社会に出るってことは、それだけ大変なんだぞって意味なんだけど、これ確かにいえてる。口うるさい研修教官。何をやっても認めてくれない上司。厄介ごとを押し付けてくる先輩。理不尽な要求をするクライアント、などなど。入社してからというもの、ほんとにたくさんの敵に出くわす。慣れない社会人生活で四苦八苦しているというのに、気は滅入るばかりだ。そして怒られるたびにどんどんマイナス思考になっていき、仕舞いには「もうイヤだ!」なんて、すべてを投げ出したくなるのだ。
まさにそんなときに読みたいのが、本書である。「心の名医」と呼ばれ、精神科医としても厚い信頼を集める著者の斎藤茂太氏。彼はこう説いている。
「ピンチというのはチャンスなんだ」と。なぜなら「もうイヤだ!」と思えれば、あとはよくなるだけだから。社会に出て仕事をしていれば、誰だってイヤだと思うことがある。でも、止まない雨がないように、ピンチもいつかきっと終わるだろう。だから、このピンチは自分が成長するための良薬なんだ。そんな風に、前向きに捉えることにしようじゃないかと。
そして、心が晴れるアドバイスや知恵を授けてくれる。その優しくて温かい語り口は、まさに「心の名医」と呼ばれるゆえんだ。気がつけば、なんで悩んでいたのか忘れてしまうくらい、心がふっと軽くなっているに違いない。

  • 急増する「社内うつ」の問題に対決

    『社内うつ――職場ストレスのコントロール術 こころライブラリー』
    小杉正太郎/講談社/1575円

    「社内うつ」に陥ると、自信喪失や軽い絶望感など自分を否定する感情が湧き、集中や決断といった、業務の遂行に必要な能力が低下してしまう。「5月病」とはよく言ったもので、働き始めてしばらく経つと、よくこんな状態になってしまいがちだ。「うつ」とは何か、そのメカニズムを知り、社内の人間関係を改善する術を学ぶことで、適切に心の問題に対処したい。
  • 「わくわく」が世界を変える

    『こうして私は世界No.2セールスウーマンになった―「強運」と「営業力」を身につける本』 和田裕美/ダイヤモンド社/1365円

    むかしダウンタウンのコントで、「おじさんはね、世界1位なんだよ…」なんてのがあったが、この人は本当に世界2位。何がかって、セールスウーマンとしての売上げがである。「和田裕美マジック」といえば、営業マンなら誰もが知りたい秘訣中の秘訣。だが、それはホントにシンプルで、大事なことは「前向きにワクワクすること」だというのを教えてくれる。
  • ホリエモン節炸裂

    『100億稼ぐ超メール術――1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術』
    堀江貴文/東洋経済新報社/1365円

    いまをトキメク堀江社長による、具体例をふんだんに織り交ぜたメール処理術が満載。「メールはビジネスのやり方を根底から変える最強のツールだ」と言い切るように、メールの書き方からファイリングの方法、心得まで、堀江流がすべて詰まっている。にしても1日5000通のメールに目を通す!? いやはやこの人、やはりパーフェクト超人じゃないかと思います。
アツい気持ちを取り戻せる本

※フリーマガジンR25 別冊R22「R22的ブックレビュー」より

島尻明典(verb)=編集・文
editorial & text AKINORI SHIMAJIRI
梅中伸介(verb)=文
text SHINSUKE UMENAKA
村田智博(verb)=文
text TOMOHIRO MURATA
島村 緑=写真
photography MIDORI SHIMAMURA

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