オトコの好奇心が深まる1冊をご紹介!

学生は卒業 自立した大人の男とは?

2010.03.01 MON


『失楽園の向こう側』橋本 治/小学館文庫/650円
どん詰まる21世紀ニッポンを君はどう生きるか?

自分の生活にブレを感じたとき、僕はきまって橋本 治の本を開く。たとえば本書22頁の「『労働とは、他人の需要に応えることである』──一番重要なのはこのことである」という一節に私はシビれた。これほどシンプルかつ力強く仕事の本質を語った言葉を僕は知らない。
といっても本書は、仕事だけを論じた本ではない。どん詰まる21世紀のニッポンを僕たちはどう生きるか、という思想書である。とりわけ刺激的なのは「自分」というものは、自分の生活から「会社」と「生活を共にする相手」と「その他」を抜いた「余り」であると説いたくだり。この図式を頭に入れておくだけで、自分の生活バランスを見る視点は大きく変わるはずだ。

  • これからは家事男の時代です

    『男子家事 料理・洗濯・掃除の新メソッド』
    阿部絢子/マガジンハウス/1365円

    家事の必須3科目──料理、洗濯、掃除をイチから学びたい人にうってつけの本。たとえば料理の章では、レシピ以外にも、包丁の選び方や料理道具の説明などを手取り足取り解説。初心者がまごつくことなく、すんなり実践できるような構成となっている。これで今日から家事男に変身だ!
  • 眠くならないカラダのつくり方

    『博士の異常な健康』
    水道橋博士/幻冬舎/630円

    育毛法、近視矯正手術から胎盤エキス、加圧式トレーニングまで、“実際どうなの?”と思われがちな健康・体力増進法の体験レポート。実用性十分、読み物としても抜群の面白さだ。「起床時間は9時前、平均睡眠時間は5時間以下」でも決して眠くならないカラダを手に入れたい人は必読。
  • ベッドを置くにもコツがある

    『独り暮らしをつくる100』
    川上ユキ/文化出版局/1680円

    かわいらしい独り暮らし入門書。物件のチェック法、ベッドやテーブルの位置の決め方、家具の見極めなど、インテリアコーディネートのイロハが惜しみなく披露されている。想定しているのがワンルームである点も、独り暮らしデビューの新社会人にはありがたい。部屋を飾れる男子になろうぜ!
学生は卒業 自立した大人の男とは?

※フリーマガジンR22特別号「R22的ブックレビュー」より

斎藤哲也=文
text TETSUYA SAITO

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