ビジネスマン 副業の手帖

第6回 出勤前の新聞配達【準備編】

2010.04.09 FRI

ビジネスマン 副業の手帖


翌日の天気予報で、2時から4時の間が雨だと憂鬱になるというnewsboyさん。雨だと新聞紙のコンディションも変わるため、印刷所での断紙が増えるのだとか。※写真はイメージです 撮影/熊林組

雨が降ろうが台風だろうが毎朝2時半起床



副業でお金を稼ぎたいと思っていても、会社の手前、あからさまにバイトをするわけにはいかないというケースもあります。でも、それだと生活が立ちゆかない。そんな時は、在宅か、あるいはなるべく人に会わずに済むバイトをしたくなります。
まさしくそんな理由で早朝の新聞配達を選んだのが、ブログ『新聞配達員は三度転ぶ』を管理しているnewsboyさん(36歳)。

「本業は製造業の現場責任者なんですが、2008年の夏に会社から『冬あたりから暇になるよ』と言われたんです。当時は忙しかったので、時間がなくてもできるFXに手を出しました。が、見事に失敗しまして、そうこうするうちに本業が暇になりました。そこで無料の就職情報誌でバイトを探したんですが、接客の経験もないし会社にバレたくもない。となると消去法的に新聞配達が残ったんですよ」

なお、newsboyさんは現場責任者として、夜勤シフトから外れていて「1日のうちの空き時間がはっきりしている」のも新聞配達を選んだポイントだとか。

では、バイトの流れは? やっぱり朝早いんでしょうね…。

「夜は21時半までには眠るようにして、夜中2時半に起きます。3時前に家を出て新聞配達センターに着くと、その日に自分が配る新聞にチラシをセットしたり、自分が配りやすいようカブ(配達バイク)のカゴや荷台に新聞をセッティングしたり、だいたい20分かけて配達の準備をします」 なお、newsboyさんが1日に配る新聞は約170部。これを2時間弱で配るのですが、なかにはチラシなし希望のお客さんや、スポーツ新聞とセットのお客さん、またスポーツ新聞だけのお客さんもいたりと、ただひたすら新聞をポストに投函すればいいだけのお仕事でもないようです。

「でも、イレギュラーなお客さんはそれぞれ5軒くらいなので覚えられますね。それより印刷所での『断紙』(印刷中に紙が切れてしまうこと)や、あるいは選挙シーズンなどで記事をギリギリまで入稿しなかったりで、新聞がセンターに到着するのが遅れる時の方が怖いんです。しかも雨だったりすると、新聞をビニール袋で包む機械に配達員が殺到するので、それでまた配達への出発が遅れます。だいたい最後の配達が6時、夏だと5時45分をすぎると、お客さんから『遅い!』ってクレームが入りますからね」

雨だと路面はすべりやすく、ビニール包装は荷も崩れやすくなるため、カブの運転が難しいというバッドコンディション。そこへ週末が重なりチラシが多かったりすると、ポストや新聞受けに分厚い新聞を入にくくなったり、カブに積みきれなかったりして大変なんだとか。

そんなこんなで新聞配達の配達準備編はここまで。次回は配達の際の様々なエピソードや気になる収入をうかがいます。 自由のきく勤務形態の仕事、興味のある副業がなどありましたら右下の投稿ボタンからお願いします

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