日本初の麺専門学校がオープン!

「麺とパスタの専門学校」の気になる授業の中身とは?

2010.04.12 MON


2年間でうどんを主軸に、ラーメン、パスタ、そばなどの知識・技術を修得できる 写真提供/麺とパスタの専門学校
「今年4月1日、日本初の“麺料理”の専門学校オープン」という話を聞き付けた。その名も「麺とパスタの専門学校」(愛媛県松山市)。ホームページをのぞいてみると、奥山忠政校長の熱いメッセージが……。
『「麺」をきわめるには、しなやかな「感性」と、みがかれた「技能」と、もえるような「情熱」が必要です』『本校は、「麺を生かす力」「麺で生きる力」をきたえる道場です』

どうも普通の調理師学校ではない様子。取材を依頼してみると、生徒数の不足から開校は2011年に延びたそう。若干気落ちしつつも、「1期生になれるかも!?」との期待を込めて、取材を敢行した。

気になる授業の中身について、麺とパスタ専門学校の石川浩一さんに尋ねると……。

「カリキュラムは『歴史・文化』『技能・味覚』『知識・教養』『経済・経営』の4つの柱で展開し、うどんやラーメン、パスタ、そばに関する知識・技術をはじめ、麺職人としての人間性・基本姿勢を身に付けられる内容になっています。特別活動として行う『巡礼体験』は特徴的で、四国八十八箇所巡りを通じ、遍路の心得や参拝の作法、接待を体験して“おもてなしの心”を学びます。麺は伝統的に、“職人技を極める過程”と“人格の陶冶(とうや)”が深く結び付いているものなのです」

なるほど。ほかにも麺文化や調理実習、栄養学など麺料理に直結する授業だけでなく、「外国語」や「観光論」など一見麺とは関係なさそうなものもありますが?

「食の専門用語を中心に外国語を学ぶことで、日本の麺の本当の魅力を世界に発信できる人材を養成していきます。また、近年は麺が地域おこしの起爆剤に使われ、地方自治体などで人材を求めています。観光論では、“食”でまちおこしを果たした現地を見学し、ご当地グルメを開拓する人材の育成をめざします」

2年間、総合的に麺のアレコレを学ぶと、同校が独自に認定する『ヌードルマイスター』などの資格が得られるとか。3年後にはしなやかな感性とみがかれた技能ともえる情熱をもったマイスターが誕生するのかな。奥山校長、楽しみにしています!
(アート・サプライ/佐々木彩夏)

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