ビジネスマン 副業の手帖

第10回 体を張った仕事? 治験モニター・前編

2010.05.14 FRI

ビジネスマン 副業の手帖


とある宿泊タイプの治験モニターの場合は、1日1回の投薬と2回の採血だけで、その他の時間は自由というものもあったとか。ただし酒、タバコ、間食は禁止。モニターに応募してくるのはユニークな方々が多いようで、そういった方と自由時間に仲良くなれることも ※写真はイメージです 撮影/熊林組

日帰り通院でサプリを飲めば1万円のバイト



製薬会社が開発した新薬を厚生労働省に申請する際には、人体への効果や安全性、副作用について検査したデータが必要とされます。人聞きは悪すぎますが、いわば「人体実験」の材料として体を提供するのが、治験モニターというバイト。

お金のない学生がやるバイトとして噂には聞きますが、入院や頻度の高い通院が必要なければビジネスマンにもできるのではないか? というわけで副業としての可能性を探るべく、治験施設にお勤めのスタッフさんに匿名でお話をうかがいました。

そもそも治験モニターをビジネスマンがやることって可能ですか?

「条件さえ合えば、可能だと思います。日帰りのものですと、鼻炎やインフルエンザ、高血圧・糖尿病などの生活習慣病の方に対して投薬をし、新薬の有効性や安全性、どういった動態を示すかを調査するものが多いですね」

ほほう。具体的にはどんなものがあったんでしょうか? 「例えば、高血圧を抑える薬の治験では、一定数値以上の血圧の高さが必要でした。日帰り全5回の治験スケジュール中の1回目は説明会で、2回目が予備検診。予備検診での血圧数値が条件内であれば、薬を4週間分もらって帰ります。その4週間後に、3回目の通院で数値検査。以降、再び4週間空けて4回目、5回目の検査を繰り返します。初回2回の謝礼が各3000円、残り3回の通院が各1万円でしたから、合計で3万6000円。ただ、血圧が高めである一定の範囲内で収まる人がなかなか見つからずに、人員確保に苦労したみたいです」

ただ通院してサプリを飲んでいるだけで数万円の報酬がいただけるなら楽勝ですけど、とはいえ先方の選考条件に当てはまるかどうかはわからないんですね。

健康体でも参加できる治験もあるんですよね?

「もちろんです。ただし、健康な方を対象にした治験ですと、宿泊タイプで長期間にわたるものが多めですね。4泊5日を3セットで30万円ですとか、6泊7日で10万円ですとか。ビジネスマンの方でも参加しやすい2泊3日や1泊2日の治験もなくはないですよ」

ほうほう、ロングなものは有休を取ってでも参加したいかも(笑)。では、どうやって治験モニターの募集情報を探すのか。肝心の問題は次回まで引っ張らせていただきます。 自由のきく勤務形態の仕事、興味のある副業がなどありましたら右下の投稿ボタンからお願いします

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