貸会議室に緑茶サービス

消費冷え込みの時代にも愛される「喫茶室ルノアール」を解剖

2010.05.27 THU


広い店内にスペースをとって配置されたテーブルも、居心地のよさのひとつかもしれない。写真は喫茶室ルノアール神田西口店店内の様子
行く先々の駅前でよく見かけるコーヒーチェーン店、喫茶室ルノアール。人気のシアトル系コーヒーチェーンと比べると内装の雰囲気もドリンクやフードのメニューも、ずいぶんとレトロな印象で、R25世代のなかには、閑散とした喫茶店というイメージを持っている人もいるかもしれない。

しかし一歩足を踏み入れれば、賑わう店内。コーヒーと一緒にサンドイッチなどをつまんでいる人も目立って、人気を得ている様相だ。

調べてみると、ルノアールを経営する株式会社銀座ルノアールはれっきとしたジャスダック上場企業で、コーヒーチェーン業界としては日本で初めて株式公開を成し遂げた伝統のある会社。喫茶店事業を核に、平成21年3月期の連結売上高が58億3100万円で前年比2.4%増。今年22年3月期は0.5%減だが、この消費が冷え込んだ折、堅実な数字といえるだろう。

そんなルノアールをもっと深く掘り下げるべく、今回は銀座ルノアール本社に、その魅力について伺った。店づくりにおいて大切にされているコンセプトって何ですか?

「やはり、くつろぎの一言に尽きますね。おいしいコーヒーをくつろげるスペースでゆったりと味わっていただく。それがルノアール全店のポリシーです。メニューもニーズをお聞きして、様々なものを取り揃えています。ブレンドやアイスコーヒーだけでなく、黒蜜オーレや抹茶フロート、おかきが付いた昆布茶まであります」

なるほど。メニューもそんなに多彩だったんですね。ルノアールといえば、温かいおしぼりなど、気遣いのうれしいサービスも特長だと思うのですが…。

「飲食以外の面でも、できる限り便利に利用していただけるようサービスを心がけています。飲み物を飲み終えられた後でもくつろいでいただけるよう、温かい緑茶をサービスさせていただき、お水もそのつど交換させていただきます。最近では無線LANのご利用が好評ですね。また『マイ・スペース』という貸会議室を併設している店舗もあり、インターネット経由での予約も可能です」

まさに至れり尽くせりの喫茶室ルノアール。ビジネスだけでなく、ちょっと疲れたときや、ゆったりした気持ちになりたいときに足を運んでみるのもいいかもしれない。
(本折浩之/東京ピストル)

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