日常に潜む仕草のモテポイントを解説!

手袋はプロの仕事のホイッスル。あるいは、癒しのギアである

2010.12.16 THU

モテリーマン

手袋は紳士をプロに見せる。オフィスを出る前に着用するのがポイントだ。丁寧に片手ずつセットし、ハメ終わったら一呼吸。ひじを90度曲げて両手の平を見つめる。名付けて〈ザイゼンの構え〉。オペ前の外科医の姿勢である。一瞬この構えをとるだけで、見る者に以下の連想をさせる。ザイゼン→「あ、外科医みたい」→「外科医ってプロよねー」→「プロが仕事に向かうわ~」。かくして、OLちゃんの脳に、「彼はプロ」という刷り込みが成立する。「がんばって、プロ」の視線が背中に熱い。
で、手袋の素材はニットが絶対。レザーの方がプロっぽいが、冷徹なイメージも与える。ニットのヌイグルミーな風合いで「プロ×癒し」のダブルネームを実現するのだ。さらにニットならば、〈テブクロ・メタモルフォーゼ〉も可能。1対の手袋が瞬く間にフィギュア化、単に手を包むものではなく、新たな人格(仮にホセとする)を与えられるのだ。それ以降、「手袋はホセ」という刷り込みが完了。OLちゃんの手を取っても、それは「ホセ」の仕業なのだ。

※フリーマガジンR25 28号「プチスマートモテリーマン講座」より

  • 「プロ」を想起させる構え

    それがこの<ザイゼン>。オペに向かう天才外科医の一瞬を切り取った。わずか2秒程度で、プロ感をたっぷり醸し出すことができる
  • ホセで癒しを実現する

    レザーの場合はハードコア・ホセに…。相手をみて選ぶべし。なお、<テブクロ・メタモルフォーゼ>のやり方は左記参照
  • これが、「テブクロメタモルフォーゼ」だ

    (1)片手を裏返し(A)、もう片手は親指のみ引っ込める(B)、(2)(B)の中指と薬指の間に(A)をはさんで結び、裾を折り返せばできあがり。わからない人は近くの小学生に聞くべし!絶対知ってる!
手袋はプロの仕事のホイッスル。あるいは、癒しのギアである

武田篤典(steam)=文
text ATSUNORI TAKEDA
Shu-Thang Grafix=絵
illustration SHU-THANG GRAFIX

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