フラッシュマーケティングがアツい!

5~7割引きも当たり前!? 「グルーポン系サービス」最前線

2010.09.02 THU


ツイッターやFacebookなどのソーシャルメディアを活用し、ビジネスやプライベートを充実させる人が増えている昨今。ソーシャルメディアの利点を生かした、新感覚の「グルーポン系サービス」が注目を集めている。これは、グルーポン=グループ×クーポンという名の通り、時間や数量限定で超お得なクーポンを販売する点がポイントだ。例えば、「24時間以内に申込者が30人集まれば」という条件付きで「高級フレンチコースが7割引き」といった破格値が実現する。

これは、「時間」や「個数」の限定性をアピールして集客率を高める「フラッシュマーケティング」の手法を用いたもので、ブランド品を最大70%オフで販売する招待制サイト「GILT」などが有名だ。しかし、共同購入もタイムセールも昔からあったような…。一体どこが新しいの? ソーシャルメディアに詳しいループス・コミュニケーションズ代表の斉藤徹さんに聞いた。

「過去にも共同購入系のWebサービスはありましたが、グルーポン系サービスは『リアル店舗の商材を扱っていること』『徹底的にシンプルなサービスにしていること』『ソーシャルメディアを最大限に活用していること』が特徴です」

そう、リアル店舗の「先着○名限定!」といったキャンペーンは店舗側が広告を打つが、グルーポンはユーザーがツイッターなどで積極的に口コミを広げて、初めてお得になる仕組み。ソーシャルメディアが普及した今だからこそ浸透したのも納得だ。

「採算の面から、価格を50%以下に下げられる商材・サービスは限られるため、グルーポン系の市場規模がどこまで拡大するかは未知数。私が注目しているのは、例えば楽天市場といった一般ECサイトへのフラッシュマーケティング要素の組み込み拡大です」

ボクらの購買欲をくすぐり、口コミパワーで知人にもメリットをあげられるグルーポン系サービス。景気がぐずつきがちななか、消費喚起の意外な起爆剤になるのかもしれませんよ?
(佐々木正孝)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト