28歳からの転職をリアルに考える

第1回 強気or謙虚、転職時の給与交渉はどっちがお得?

2010.09.24 FRI

28歳からの転職をリアルに考える

自分の“価値”を効果的に伝えるテクニックとは??



これまでに転職の経験がない人にとって、いちばん気になるのが「転職時に自分の“価値”をちゃんと伝えられるのか?」ということ。ぶっちゃけた話、転職する以上は前職よりも好条件の給与や待遇を獲得したいもの。となれば転職先に対し、なるべく自分が“価値”ある人間だと思わせたほうが得策と思えるわけですが。そのさじ加減って、実際のところどうなんでしょう? 強気と謙虚、いったいどっちがいいんですかね??

「結論から言うと、強気も謙虚もメリットはありません。あくまでもフラットかつ、具体的に、自分の“価値”を伝えるのが正攻法といえます」

と教えてくれたのは、転職支援の総合サイト『リクナビNEXT』の黒田真行編集長。フラットがよい、といういちばんの理由は、転職というイベントの捉え方にあるのだとか。

「転職することが目的ではなく、転職した後にどれだけ充実した働き方ができるか、ということが重要です。仮に思いきり強気で背伸びした交渉に成功しても、その後の評価が厳しいものになるのは目に見えていますよね。逆にあまり謙虚過ぎてしまうと、能力がない人間だと思われてしまう。一方、今の自分の“価値”に見合ったポジションからスタートできれば、互いに納得のいく状態で働くことができますし、その後の昇給や昇進の交渉もしやすくなるわけです」
イラスト/タカハラ ユウスケ 感情的、抽象的な自己PRは面接の大敵。数字を交えるなど、初対面の相手にも、ちゃんと自分の業績が伝わるような表現をこころがけたいものだ
たとえば、自分の業績をアピールするのなら「営業部でトップ!」というような強気だが抽象的という伝え方ではなく「何名中何位の営業成績」「年間○○円の売り上げ実績」というように、具体的に数字を示したほうがフラットでよい、とのこと。

「どんな態度で臨めばよいのか、どんな情報を伝えればよいのかは、自分が雇う立場になって考えてみることで、自然と見えてきますよね。同じ職場で働くなら、どんな人物が好ましいか、逆にどんな人物を避けたいのかといったことを念頭に置くことで、職務経歴書の書き方や、面接時の態度も変わってくるはずです」

うーん、これは目からウロコです! 一方、報酬に関しては、今の自分の“価値”をフラットに把握するのって、結構難しいと思うのですが…。

「報酬に関していえば、求人情報誌やサイトに掲載されている、年齢別にまとめられた業種・職種別の平均給与例が参考になりますね。『リクナビNEXT』のスカウトのような仕組みに登録して、実際の評価を確認するのもよいでしょう。大切なのは、なるべく多くの情報を参照すること。平均給与の算出法は各所で違うので、複数の数値を見比べないと、全体の相場観を掴むことができません」

確かに、今の会社しか知らない転職未経験者なら、全体の相場観なんてわからないもんね。当たり前のことながら、転職も事前のリサーチが大切、ってことがよくわかりました!! 投稿募集はこちら 皆さんの投稿を募集中!
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