話題のニューストピックを追跡!

猛暑でもバテ知らず!?コンビニチキン人気拍車

2010.09.27 MON

猛暑だった近夏、食欲不振に陥った人は少なくないだろう。脂っぽい食べ物や肉などは食べる気にならない、という声もよく聞いた。そのせいもあってか、肉の売れ行きは不振だったという。実際、独立行政法人 農畜産業振興機構の統計をみると、今年7月の牛肉・豚肉の購買数量は前年同月比88.8%、94.2%と大幅な落ち込みをみせている。今年度に入ってから、おおむね食肉の購買数量は前年同月比でマイナスとなっているものの、猛暑を迎えてその傾向に拍車がかかったようだ。

ところが、そんななか堅調だったのが、鶏肉。鶏肉だけは購買数量が前年比98~100%台を推移しており、おおむね好調なのだ。鶏肉といえば、夏以来マクドナルドがチキン商品の強化を図り、ケンタッキーフライドチキンが「チキン新体験」をコンセプトにした次世代店舗をオープンさせ、「オーブンローストチキン」を販売開始するなど、ファストフード業界から熱い視線をそそがれている。が、さらに熱い闘いが繰り広げられているのが、コンビニエンスストアのフライドチキンである。

ファミリーマート広報・IR部の新野氏によると、今年も「ファミチキ、その他フライドチキンの売り上げは好調」とのこと。同氏は、「骨付きチキンは2001年から販売していて、コンビニ業界でのチキンブームの火付け役は、ファミマです!」と胸を張る。
ファミチキ(骨なしタイプのチキン)は2006年から販売開始しており、ファミチキ、その他フライドチキンを合わせての昨年の販売合計は1億5000万本。

対するローソン広報の市川氏も、「からあげくん、Lチキともにかなり売れている」という。からあげくんは年間約1億2000万食、Lチキは年間約8000万食販売しているとのこと。ローソンでは、昨年8月よりLチキ専用のバンズも別売りしており、Lチキ・バンズを両方購入すれば、自分でハンバーガーを完成させることができる。おかずとしてチキンだけ食べたい、ハンバーガーとして食べたいという双方のニーズに合わせた形だ。

その他セブン-イレブン、ミニストップ、サークルKサンクスどでもチキン商品は人気を博しており、コンビニの定番スナックとして欠かせない存在になっている。淡泊な鶏肉には、カレー味・チーズ味・スパイシー味・ポテト味というようにバリエーションをつけやすく、各社それぞれに差別化を図っていることも魅力のひとつ。ビールのおつまみ、子供のおやつ、昼食のお弁当のもう一品のおかずとして…と、さまざまな世代のニーズにも対応するコンビニチキン。数量限定品も売り出されるなど、行楽の秋、食欲の秋をむかえ、ますますの充実ぶりをみせている。

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト