英語でシゴトーク!

第12回 英語で“尊敬される”には、どうしたら?

2010.11.12 FRI

英語でシゴトーク!


竹村さんオススメなのが、書道や茶道、合気道、剣道など、日本特有の文化の習い事。「その習い事を英語圏の人に系統立ててレクチャーできたらなお良し。リスペクトされることうけあいです」(竹村さん)

英語圏ビジネスマンから“デキる”と思われたい!



グローバル化が進み、英語でやりとりする仕事が増えているこのごろ。一応コミュニケーションはできているけれど、一人前のビジネスマンたる者、それだけじゃ不満。今後の取り引きを盛んにするためには、“デキる”人と思われる必要があるはずだ。そこで、英語圏ビジネスマンから“尊敬される”方法を、All Aboutビジネス英会話ガイドの竹村和浩さんに聞いてみた。

「尊敬を得る方法のひとつが、発音。というのも、欧米には発音によってその人の教育レベルを推し量るという暗黙の習慣があり、発音が美しい人ほど高い教育を受けている、と考えるからです。きれいな発音のコツは『f』『k』『h』『s』などの子音を息で強く吹きつけるようにはっきり発音すること。英語圏の人にとって聞き取りやすい、クリアな英語になりますよ」

とはいえ、きれいな発音は一朝一夕には身につかなそう。普段から練習するクセをつけるべきかも。

もうひとつ、“尊敬される”ポイントは、日本そのものについてよく知っていることだという。

「英語圏では、自分にないものを持っている人を尊敬し友人として求める、強い傾向があります。英語圏の人が日本人にみる、自分が持っていない最たるものといえば、日本人であること、なんです。そのため、日本人や日本という国、その文化や歴史について興味を持っている欧米のビジネスマンは非常に多いんですよ」
英語ビジネスコミュニケーションのコツを教えてくれた竹村和浩さん。主な著書は『図解入門ビジネス 中学英語の基本と仕組みがよーくわかる本』(秀和システム)、『女子高生の日常を英語にしたら』(PHP研究所)、『トータル・イングリッシュ』(大阪大学出版会)など
エリート層になればなるほど、日本の文化や歴史について知りたがる人は多く、なかには意地悪な質問でその人の知識レベルを試し、今後付き合う価値があるか、値踏みする人もいるぐらいなんだとか。

「何かについて尋ねるとき、英語ではロジックを重視するため、『Why』に対する『Because』の会話が基本になります。『Why do you do this (in Japan)?』、“なぜ(日本では)そうするんですか?”と聞かれたら、『We do this, because~』、“それは、~だからです”と、きちんと理由を答えると評価が高い。日本の文化や歴史すべてに精通するのは難しいので、書道や武道などの習い事などで何かひとつだけでもかじっておくのがオススメ。リスペクトされることうけあいです」

相手が聞き取りやすい英語で話し、相手が求める日本についての知識を、理由をつけて説明する。英語圏ビジネスマンを思いやる“おもてなし”の気持ちが、尊敬を得て“デキる”と思われるためには大切ってことなんだ。 「英語でシゴトーク」はこれにて最終回。ご愛読、ありがとうございました!

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