日常に潜む仕草のモテポイントを解説!

そこそこのダメさを視覚的に演出する 3点セットを手に入れろ

2011.03.31 THU

モテリーマン

「ソーイングセット」「清潔でしわしわのハンカチ」「ネクタイの裏の濡れたような痕跡」…。
世の中には完全無欠な人間はいない。が、自分を完全無欠に見せたい人間は多い。それゆえ、人は背伸びをし、知ったかぶりをするのである。
しかしそうではないところに、モテは生まれる。男子として、まあまあカッコ悪い部分を躊躇なく見せる…というより的確にビジュアル化。
それが冒頭の 親しみ3点セット である。
ジャケットのボタンを自力で付けたり、ハンカチを洗濯するほどには家庭的。だけど、アイロンまではいかない。「家事よりはビジネス」というバランス感覚が見える。シャツの濡れた跡は、カレーうどんの汁によるものだ。粗忽さと、その後の迅速な処理能力がうかがえる。
一気に大モテはしないが いい感じ パブリシティは完璧。ただし 親しみの3点セット は、意外性と共に受け入れられなければ意味がない。シャツにシミがついていて、「さもありなん」と思われるような人物ならば、それは単にダメさを強化しているだけだから。

※フリーマガジンR25 46号「プチスマートモテリーマン講座」より

  • しわしわハンカチは清潔が絶対!

    明らかに洗濯がしてある様子がわかることが重要。なんだったら清潔な石けんの香りがしてもよい。シャツはクリーニングに出すのでプレスされるけど、ハンカチを自力でアイロン掛けする余裕はないのだ
  • 粗忽さとリスクマネージメント力!

    カレーうどんの汁をとばすのは、ある種、少年のような微笑ましい粗忽さ。しかし、シミをすぐさま抜くリスクマネージメント力は、モテリーマンならでは。シャツの染み抜き跡は、できる男の象徴だ
  • ボタン付けで見せる家庭科スキル!

    …そして、背を丸めて、自前の地味なソーイングセット(出張先のビジネスホテルの部屋備え付けのやつ)でボタン付けする適度なうらぶれ感が重要。ちょっとかわいそうな風景を作り出すのだ
そこそこのダメさを視覚的に演出する 3点セットを手に入れろ

武田篤典(steam)=文
text ATSUNORI TAKEDA
Shu-Thang Grafix=絵
illustration SHU-THANG GRAFIX

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