1月1日から風営法が改正!

僕らの愛の巣・ラブホテルが続々営業終了!? の裏事情とは?

2011.01.14 FRI


キレイなエントランスを抜けて、彼女をクールにエスコート…ラブホテルの閉鎖が増えたら、こんな機会、減ってしまうかも!?
先日テレビを観ていたら、1月1日から「風俗営業法」、通称風営法が改正されて、一部のラブホテルの閉鎖が予想される、というニュースが。今後、利用できるホテルが減ってしまうのだろうか? 著書に『ラブホテル経営戦略』があり、ラブホテルの実務、経営に精通する山内和美さんに、ラブホテルの業態と改正内容などについて聞いてみた。

「法律によるラブホテルの定義は、風営法の『店舗型性風俗特殊営業』の4号営業に該当するもので、施設、設備、構造の諸要件を満たし、警察に認可を受けた施設を指します。ただ、旅館業として申請しながらも、実質はラブホテルのように営業している、カップル向けのホテルは多数存在します」

他にも偽装ラブホテルというものがあり、問題になっていると聞きましたが…。

「旅館業として申請後、フロントで従業員と客が顔を合わせない『非対面式』に改装するなどして営業しているホテルのことです。本来、建設できないエリアにラブホテルらしきものがあるのはこのため。小学校のそばで営業されているのはまずい、といった声の高まりを受け、検討を重ねた結果、今回の改正に乗り出したようです」

なるほど。では改正の内容は?

「『非対面式』を採用しているなど、ラブホテルに該当する施設は、1月中に、必要条件を満たした書類を警察に提出し、受理されなければなりません。その書類の一つに、建物全体の平図面があるのですが、現状の図面が開業時に作成したものと異なる場合は、作り直す必要があり、行政書士などに依頼するなど、高額な費用が発生することもあります。そういった費用がかかる、かつ煩雑な手続きを課されると、対応しきれないホテルは閉鎖に追い込まれそうですね」

じゃあ、今後はどういったホテルが増えるのでしょう?

「先述の、カップル用だけどラブホテルにあたらないホテルですかね。人通りのある道に面しており、フロントで従業員と対面しながら鍵の受け渡しを行うスタイルながら、すでに盛況なホテルもあるようです。とくに都会では知人に会う可能性が少なく、人目を気にする必要がなかったり、今の若いカップルはそんなに恥ずかしがらない、ということもあるようですから」

たしかに違法に営業しているのは問題。だけど、法改正によって廃業に追い込まれるラブホテルが増えるとしたら、それはそれで悩ましい…。日頃、お世話になることもある僕らとしては、先行きが気になるところです。
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

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