28歳からの転職をリアルに考える

第6回 直接教えてもらえない「不採用理由の真相」とは?

2011.02.18 FRI

28歳からの転職をリアルに考える

自分に非のない不採用理由も少なくはない!?



ここで、気になるのが「なぜ自分は不採用になったのか?」ということ。「残念ながら…」と送られてくる不採用通知に、具体的な理由が書いてあるわけではないし、さすがに自分から連絡して、不採用の理由を問いただすのも気が引ける。実際に活動を始めてみるとわかるんですが、理由もわからず不採用って、やはりヘコむんですよねー。なんだか自分を否定されたようが気がするし…。

「いやいや、そこまで気にする必要はありませんよ! なかなか教えてもらえませんが、不採用の理由って、必ずしも自分に問題がある場合だけではないんです」

と言ってくれたのは、前回に引き続き転職に関するアドバイスをしていただいている「リクナビNEXT」の黒田真行編集長。

「実は以前、匿名アンケートで各企業の人事担当者を対象に、不採用の理由を調査したことがあるんです。もちろん、いちばん多かった理由はアンダースペック(回答全体の約7割)。つまり求めている条件に満たなかったというケースなんですが、その他、会社の都合で採用を見送っているケースが意外と少なくないってことがわかったんです」

なんと! 会社の都合で採用見送りって、具体的にはどういうことなんでしょう?

「意外かもしれませんが、アンダースペックに次いでよく挙がっていたのがオーバースペック(回答全体の約2割)。希望者の能力が、会社が求めている条件よりも高いことが、不採用の理由になっているというわけです」

要するに才能がありすぎて採用されない、と?

「たとえば、若手の課長の下で働く人材を募集している場合に、ベテランの部長クラスの能力がある人がやってきても、組織構成に無理が生まれてしまう…というケースがあります。募集要項が詳細であれば、こうした問題は起こりにくいのですが、そうでない場合に起こりがちなケースといえるでしょう」

なるほどー。そういうことであれば、必ずしもヘコむことはないですもんね。
イラスト/タカハラユウスケ 社風と言われればそれまでだが、能力とは別のポイントを採用の基準にする会社も中にはあるんだとか。占いや血液型で判断されるなんて、たまったものではありませんよねー。ていうかそれって噂の“ブラック企業”?
「さらに、回答全体の約1割ではあるのですが、見逃せないのが“不条理系”の不採用理由。『体育会系出身じゃない』『なんとなくソリがあわない』『前の会社のイメージが良くない』など、個人の能力とはまったく関係のない理由で採用を見送られるケースもあるようです」

そ、それはヒドすぎる!!

「ですよね? むしろ、そんなことを採用の条件にしているような会社だったら、採用されなかったほうがむしろラッキーじゃないですか。先ほどのオーバースペックとあわせ、不採用理由の約3割は、決して落ち込む必要がないものなんです。もちろん、なぜ不採用だったのかについて検討することは大切ですが、必要以上に落ち込まず、前へ進んだ方がいいと思いますよ。転職活動に不採用はつきもの、といっていいんですから」

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