小山龍介の“いますぐ使える!”デキる男の仕事術

やることの優先順位に表れるオトコの価値

2011.03.10 THU


パーキンソンというイギリスの政治学者が官僚制度を研究して、次のような法則を見つけ出しました。それが、

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

というもの。パーキンソンはこの法則によって、肥大化したイギリスの官僚制度を指摘したのですが、個人の仕事にも置き換えられます。1時間あれば、その1時間をすべて使い切るように仕事を増やしてしまうのです。たとえそれが小さな、コピーをとるといったような仕事であっても、手間暇をかければ、1時間などあっという間です。

仕事をしていると、人は安心します。だって、仕事をしている以上は、上司から怒られることはありません。なにもせずに怒られるよりは、ムダな仕事でも、なにかやっているフリをした方が、安心です。

しかしこんなムダをしていたら、人生はあっという間に終わってしまいます。人生で与えられた時間は長いようで短い。油断をしていたら、やりたくもない仕事がどんどん「膨張」して、人生の時間をすべてそれで使い切ってしまうことになるかもしれません。

本当にやりたいこと。そのために時間をしっかり確保する。そうするために大切なのは、「なにが大切なのか」を見極める、優先順位付けです。

アイビー・リーというコンサルタントは、この優先順位付けこそ、企業の生産性を「確実に」上げるのだといって、クライアントに提案。みごとに、報酬2万5000ドルを手にしていました。これは、1900年頃の話ですから、現在の価値に換算すれば、数千万円相当のコンサルティングフィーにあたります。


リーの提案した方法は、非常にシンプルです。その日にやるべきことを6つリストアップし、その横に、重要度に応じて1から6まで順位を付ける。そして、その順番通り、こなしていく。たったこれだけです。

みなさんもぜひ、1日のはじめに6つのやるべきことを書き出し、優先順位を付けてみてください。

ちなみに、たった1分で、仕事の効率が上がるテクニックが身に付くというBeeTVの番組『デキる男の朝活講座』を、その「やること」のひとつにリストアップしておくと、さらに生産性が上がることまちがいなし!(しかも、2万5000ドルを支払う必要はありません。)

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