ビジネスマナー“常識”世論調査

第10回 仕事中、私用で中抜けしていいの?

2011.05.03 TUE

ビジネスマナー“常識”世論調査


「構わない」派が約4割もいることに普通に驚きました。あと問題は、ホワイトボードになんて書くのかってことですよね R25世代60人を対象に編集部が調査

仕事と関係ない用事で中抜けするのはアリですか?



役所に病院、急な手続きなど、平日の朝から晩まで会社にいるビジネスマンにとって、仕事中にどうしても私用を済ませたい場面はきっとあるはず。さすがに遊びに行くわけではないにしても、仕事とは関係ない用事での中抜け、経験ありませんか? でも一体どこまでなら許されるのか? そもそもアリなのか? さっそく世論調査を実施してみました。私用での中抜け、アリですか?

首都圏のR25世代60人に聞いたところ、「構わない」と答えた人は全体の約38%、一方で「するべきでない」と答えた人は全体の62%という結果でした。

半数以上の人が「するべきではない」と答えてはいるものの、約4割の人は「構わない」とのこと。その理由は?

【「構わない」派の理由】
・人生のほとんどの時間が仕事中なのだから、少しぐらい中抜けしても問題ない。(映像プロダクション/29歳)

・このご時勢、転職のための面接など、仕事の時間でも優先順位をつけて自分のために使うべき。(保険営業/30歳)

・仕事さえしっかりこなしていれば、空いた時間は勤務時間であっても多少は自由に使っていいと思う。(システム開発/33歳)

ふむふむ。「人生のほとんどが仕事中だから」「仕事をこなしていれば多少は問題ない」、そして「転職の面接=自分のため」という、なんとも合理主義的な意見が多いようです。

では一方の意見はというと…。 【「するべきでない」派の理由】
・私用があるなら休みの日に済ませるか、もしくは有休を使えばいい。(広告営業/29歳)

・勤務中に私用で中抜けするなんて考えられない。(事務職/33歳)

・自分はしたことないし、他の人がやっているとしたら許せない。(メーカー/28歳)

「休みの日に済ませるべき」「考えられない」「自分はしないし、する人は許せない」と、多少の怒気を含んだ意見が目立ちました。

これはマナーとしてはどうなんでしょうか? ビジネスマナーに関する数々の著作を持つ古谷治子さんに聞いてみました。

「病気や事故など、突発的なことであれば仕方ありませんが、それ以外はダメと言わざるを得ませんね」

ビジネスマナーの観点からいうと、“突発的”という不測の事態でもない限り、基本的にはNGとのこと。ではもし、どうしても中抜けをするとなった場合、マナーとしてはどう対処するのが正しいのでしょうか?

「その分だけ残業を申し出るなど、きちんとフォローすることが大切です」

なるほど! 抜けることばかり考えていて、後のフォローのことはあまり考えていませんでした。ただ、これで多少のリカバーはできるとはいえ、突発的な緊急時なのに信用されない、なんてことにならないよう、計画的な中抜けはほどほどに…。 ビジネスマナーについて、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

ビジネスマナー“常識”世論調査の記事一覧はこちら

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト