早朝OPEN、長期滞在プラン…

飲食・旅行業界が仕掛ける“節電勤務”リーマン争奪戦

2011.06.16 THU



撮影協力/PRONTO
この夏、様々な企業が節電対策で、変則的な勤務スタイルを実施する。始業時間を前倒して終業時間を早める会社もあれば、長期休暇を設けるところもあり、形態はいろいろだ。こうした動きを受け、各種サービス業がサラリーマンの生活時間の変化に合わせた新企画を続々と打ち出している。例えば飲食業界では、早朝出勤を見込むカフェや、“アフター4”に期待する居酒屋など、開店時間を早める動きも出てきている。

「平日17時台など早い時間帯の入店客に限定したサービスを打ち出したり、オフィス街で土日営業を行うなど、営業日や営業時間をフレキシブルに変えて顧客を呼び込むサービスが増えると思われます」(ホットペッパーグルメ編集長・山口順道さん)

JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行は長期休暇取得の動きを受けロングステイ型商品を新発売(最長で22日)。これまでは3泊くらいが主流だったハワイや台湾、香港などでものんびり過ごせるように、滞在日数が長くなるほど1泊あたりの料金が得になるプランやコンドミニアム滞在プランなどを用意した。また、語学研修などオプション企画を充実させたり、サポートデスクを用意して現地での過ごし方の相談に乗る、など長期滞在を念頭においたサービスの拡充に努めている。

語学学習のベルリッツでは、料金が割安な「夏の短期集中キャンペーン」で例年より長めの9週間プランを用意(8/13まで)。またオンライン・レッスンの平日の開始時間を8時30分から6時15分に早めた。サマータイムで始業が早まるサラリーマンにも対応する。

「アフター4など夕方の時間を有効利用して語学を習得しようという動きも出てくると思います」(ベルリッツ・ジャパン マーケティング部・中川淳さん)

なんだか今年の夏は節電のおかげで、時間の使い方の選択肢がより広がりそうだ。
(麻生雅人)


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