日常に潜む仕草のモテポイントを解説!

高い意識で行えばお行儀など!いろいろ噛んでモテる

2012.04.19 THU

モテリーマン

世の中のものはだいたい噛める。要は意識の問題だ。たとえばビンボーゆすりはお行儀悪い。しかし「ダ・ダーン!」とダイナミックにゆすれば、リズムとなる。“噛み”も同じこと。高い意識を持てば、モテとなるのだ。

拳を強く噛む。このときの男は〈武士〉だ。武士は耐え忍ぶとき、脇差を足に突き立てる。噛んで自らに罰を与え、リベンジを誓う。

メガネのツルを甘く噛むのは〈ディレクター〉。空いた手は架空の演出プランを練り、瞳の奥でシナプスが火花を散らしている。

ペンを鼻と口の間で噛めば〈ボーイ〉。絶対的な“ほのぼの”が周囲に蔓延する。考えるのは、おひるごはんや日曜日のことだ。

ハサミの先を噛めば病的な〈殺し屋〉、スティック糊は〈マフィア〉の葉巻、ハンカチの端を噛めば〈キーッ!〉… “噛み”は無限だ。 

最後はアメをバリバリ噛み砕く〈クラッシャー〉。なめて溶かすという、ごく普通のアメへの対処法を放棄。日常を逸脱したエキセントリックな男の横顔が垣間見えるのだ。

※フリーマガジンR25 89号「プチスマートモテリーマン講座」より

  • 耐え忍ぶ日本の男の噛み姿

    何らかの失態のため、自分に罰を与えてリベンジを誓う〈武士〉である。寡黙な日本の男の後ろ姿。背中を見つめるOLちゃんからかかる声は「そんなに自分を責めないで!」
  • クリエイティブな噛み姿

    メガネを噛めば、構想を練っている風。空いた手で架空のカメラのフレーミング。〈ディレクター〉はキレ者に弱い女子にダイナミック・アピール。非メガネ男子は、ダーマトグラフ(赤鉛筆風の筆記具)を噛もう
  • 無意識なほのぼの噛み姿

    ペンやメガネも、鼻と口の間で噛めば〈ボーイ〉。揺るぎないほのぼの感。確かに何か考えている…「おなかへったな」とか、どうでもいいことを。アネキ系OLちゃんが母のような笑みを浮かべるのだ
  • 日常を破壊する噛み姿

    アメをバリバリ噛み砕く〈クラッシャー〉。非道である。メガネやペンや拳など、いろんな“噛み”を見せた後に、バリバリとノイズを発生させれば、誰もが驚いてこちらを振り返るのだ
高い意識で行えばお行儀など!いろいろ噛んでモテる

武田篤典(steam)=文
Shu-Thang Grafix=絵

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