重要なのは性格検査だった!

SPI 企業が気にする度合いは

2012.06.10 SUN

就職活動でよく耳にする「SPI」。

とにかく大量の問題を解かなければいけない学力検査や、延々と同じような質問が続く性格検査に悩まされたという人も多いだろう。いったい企業はSPIで受験者の何を判断しているのか。そして採用においてどれくらい参考にしているのか。アクシスコンサルティング株式会社の伊藤さんによれば、「SPIをどれくらい参考にしているのかは、企業によってまちまちなんです」とのこと。まちまち、とは…?

「参考程度に見ているという企業もあれば、足切りとして使っている企業もありますし、なかには内定後の待遇を決める基準として使うという場合もあります」

なんと! 採用時のみならず、内定が決まった後にまでSPIが影響する場合があるとは…。何だか思っていたよりもずっとSPIって重要そうだ。それなら何らかの対策をとりたいところだが、とはいえみんなが同じように対策してきたら結局差はつかないのでは?

「まったく対策をせずに受ける人もいるんですよ。それって採用する側からすると“対策すらしていない”という印象を受けることになります」

なるほど、やはりSPI対策として数学などを勉強し直しておいたほうが良いということか。…と思いきや、伊藤さんはさらに「対策する際に学力検査をがんばる人が多いのですが、むしろ性格検査の方が要注意です」と続ける。

「というのも、性格検査でNGが出た場合、面接でのリカバリが非常に難しいからです。面接では本当の自分の性格を隠して取り繕う人もいるであろうと、担当人事も理解しています。面接時の受け答えの印象が良くとも面接官の手元に届いたSPI結果とのギャップは猜疑につながりやすいです。逆に学力検査の場合は仮に点数が足りていなくても、これまでの経験や実績、スキルとコミュニケーション能力があれば十分にリカバリ可能です」

自分の性格について答える性格検査で“対策する”ということ自体、可否も含めて微妙なところだが、いずれにせよ転職の際にSPIが重視されることだけは間違いないようだ。
(山田井ユウキ)

※この記事は2011年03月に取材・掲載した記事です

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