日常に潜む仕草のモテポイントを解説!

ブラザー系ファッションなんて知らんのに

2012.08.16 THU

モテリーマン

男子も歳をとれば嗜好が確立される。それは素晴らしいことだ。が、安心してはならない。嗜好に抱かれれば、思考は硬直する。自分の大好きな世界だから、当然だろう。

オノレの嗜好を把握しつつ、同時に自ら破壊する力を持つのがモテリーマンだ。たとえば、阪神ファンなのに巨人のタオル。ダークスーツが好きなのにハデなジャケットを選ぶ。翻訳ミステリーが趣味なのに、国産ラブストーリーを手にする(カバーなしで)。

これには2つのモテ特典が付く。まずは初々しさ。慣れ親しまない事柄に触れること――「巨人ファンと思われたらどうしよう!?」――というドキドキ感が、少年ぽさを醸し出す。もうひとつは、未知の領域との邂逅。簡単に言えば、接点のなかったOLちゃんとの出会いである。ラブストーリー好きの彼女とは、ラブストーリーを読むことで知り合う確率が上がる。が、もし彼女が好みのタイプでなかったら…心配無用。すでにオノレの嗜好は破壊済みなのだから。

※フリーマガジンR25 154号「プチスマートモテリーマン講座」より

  • 阪神ファンなのに、タオルは巨人の柄。

    少なくとも阪神ファンは、自分が巨人ファンだと思われたくはない。だからドキドキしてしまう。そして巨人のタオルで汗を拭くことで、“巨人ファンかもしれないオレ”をアピール可能。巨人ファンのOLちゃんから声もかかる
  • ブラザー系ファッションなんて知らんのに

    胸元にはゴージャスなゴールドの首飾り。極細のシルバーチェーンすら好きではないのに、あえてヘビーなゴールドを。シスターたちとの出会いが待っているかもしれないのだ
  • もはや180度オレではないオレだ

    流行歌を聴き、泣かせるラブストーリーを読み、ハデなスーツ着用。そこに未知の領域が広がる。昨日まで知らなかった新たな魅力にあふれたOLちゃんが目の前に立っているかもしれない
ブラザー系ファッションなんて知らんのに

武田篤典(steam)=文
Shu-Thang Grafix=絵

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