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切らずに電子書籍「自炊」が可能に

2012.11.05 MON


セットは、スキャナ本体に原稿用のガイドマット(名刺~A3まで対応)、USBケーブル、Windows用ソフトウェア。USBバスパワーなので別途電源はいらず、またカメラ周辺にはLEDライトがつくので室内照明で影になりにくい工夫も施されている。
アップルiPadの登場以来、「電子書籍の時代が来る!」と言われて久しい昨今。一応シャープのGALAPAGOSや、ソニーのReaderなどさまざまな電子書籍端末が発売されたものの、いまいちコンテンツのラインナップ的に物足りないのも事実です。加えて、すでに所有している書籍や雑誌の電子版を買うのももったいない気がします。

そんな人たちがせっせと取り組んでいるのが、電子書籍の「自炊」です。自分の蔵書を裁断して連続スキャンでどんどん読み込みPDF化し、それをタブレット端末で楽しむ自炊。慣れればけっこう手早く電子書籍化できるようですが、それにはひとつだけ問題点があります。

わざわざ紙の本を買ったのにバラバラにしなくてはいけないんです。もっともそれらを収納するスペースが省けて一石二鳥というのであれば問題ありませんが、本は本として保管しておきたいという方は裁断に心苦しさを覚えるのでは?

そんな方にオススメなのがPC周辺機器メーカー・ノバックの「シンプリースキャンA3」です。これはデジカメのように原稿を真上から撮影するカラースキャナ。絶対に裁断したくない本や、汚せない仕事の資料、厚みのある紙や立体物でもデジタル化することができるのです。

この方法、実は美術品や古い文献などをスキャンする際にも用いられているのですが、その専用スキャナがかなりの高額なため、リーズナブルな値段で作ったのだそうです。

利用はパソコンとワンセット。USBケーブルで接続されたパソコン側で原稿の傾きや色合いなどをチェックしながらスキャンしていきます。連続紙送りができない分、自分で設定した一定間隔で自動的にスキャンボタンを押すタイマースキャン機能などを備えているので、あたかも餅つきのようにページをめくればいいだけです。

自宅はもちろん職場にひとつあっても便利そうな上からスキャナ。購買担当者を説得してみては?
(熊山 准)

※この記事は2011年03月に取材・掲載した記事です

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