ケータイの通話料が無料に!?

僕らのケータイライフはどう変わる?

2012.11.18 SUN


NOKIAに続いて、ソニーエリクソンやモトローラでもスカイプの導入を検討しているのだそう。スカイプの台頭でケータイの未来も変わってくるのかもしれません
先日、携帯端末メーカーのNOKIAがスマートフォンユーザーに、ユーザー間での無料通信が可能なインターネット電話サービス「スカイプ」のアプリを無償提供すると発表。他メーカーも、今後このサービスの開始を予定しており、世界中のスカイプユーザーとの無料通話や、格安国際電話が可能になる見通しです。

ケータイで通話料無料なんて、スマートフォン恐るべし…という感じですが、このことで僕らのケータイライフは変わるの? マルチメディア先端技術情報の啓蒙・普及活動を行う新社会システム総合研究所の榊原嘉弘会長にお話を伺いました。

「日本ではスカイプとケータイの組み合わせで、すぐさまユーザーの生活を大きく変えるような変化は起こらないと思います。日本ではWi-Fi通信が普及しておらず、スカイプのモバイル利用を支える環境ができていない。またスカイプは、そもそも日本での普及率が伸び悩んでいます。しかし、情報端末としての機能を持つスマートフォンが普及すれば、もっと面白い変化が考えられますよ」

“通話料無料”よりも大きな変化があるんですか?

「身近な例を挙げると、ケータイが“デジタルサイネージ(電子看板)”になる。ケータイの利点は、どこにいても情報を受け取れること。テレビなど不特定多数の人々にアピールするのではなく、個人の嗜好、またはその時々の状況に合わせた情報を配信することで、ユーザーのメリットが高い、新たな広告が生まれるでしょう」

サービスに登録しておけば、お店の前を通りがかった瞬間にクーポン付きの広告が配信されたり…これは便利そうですね。

「またケータイは、そう遠くない将来、様々なコンテンツを生み出す“編集機”にもなります。すでにカメラとしての役割を担っていますが、さらに高機能化することで、誰もが手軽に映像や写真を編集したコンテンツを作成したり、ウェブ上で“生中継”を行ったりできるようになる。メディアやSNS放送局への個人投稿は飛躍的に伸び、一般の人たちがジャーナリストや映像作家として活躍する機会も増えるでしょう」

日々の生活を便利に楽しく変えていくとともに、“ケータイと家電がつながり、外出中に家の管理ができるようになる”という話もあり、ケータイはますますなくてはならないものになりそう。ケータイの進化は、いったいどこまで続く!?
(山田由紀子/blueprint)

※この記事は2010年05月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト