“書類出しっぱなし”が36%!

職場デスクのお片付け白書

2012.10.04 THU


Q. どれくらいの頻度で自席デスクを片付ける? ほぼ毎日片付けている人が4割近く。そのなかには「ITサービス業」や「不動産業」などの人が多く、デスクワークの多い業種のほうが片付けの頻度が高そう
昨今、従業員に情報管理の徹底を求める企業が増えている。デスクが乱雑で怒られた経験のある人も多いだろう。そこで、今回は25~34歳の男性会社員500人に「デスクの片付け実態」を聞いた。

まず、自席デスクの『片付き度合い』については「きちんと片付いている」「どちらかといえば片付いている」と答えた人が約7割。皆さん意外と几帳面…と思いきや、退社時に「仕事の書類や私物をデスクに置いたまま」という人が36.6%もおり、「片付いている」といっても、自己評価は甘め。

では実際、職場ではどの程度厳しく“片付け”を指導されているのか? “片付け”に関する社内ルールの有無を聞いてみると、「ない」と答えた人が約7割。一方、「ある」と答えた人の内訳を見ると、情報通信系や金融系の数値が他の業種より高くなっている。

「情報セキュリティ事故を起こすような会社に、システム運用は任せられませんし、『信用』がなければ、お客様から財産を預かることもできません。万が一、事故を起こしたら、お客様の資産を損なうなど、取り返しのつかない被害を招く恐れがあります」(情報処理推進機構[IPA]・石田淳一さん)

実際、「金融・保険業」の情報管理体制は特に厳しく、「退社時、デスクの引き出しに施錠することが義務となっている」と答えた人も70.4%に上った。全体では28.6%にとどまるため、その厳しさは突出していると言ってもいいだろう。

「情報漏洩事件の8割以上は、紛失や盗難など人的要因。事故防止には個々人の注意が必要です。厳しいルールは当然ですね」(同)

さらに最近では、ノートPCをデスクに置いたまま帰宅してはいけない、という企業も増えている。今回の調査でも「ITサービス」「情報通信業」勤務者の5割近くが「ルールあり」と回答。片付けが苦手な人には何とも窮屈な世の中だけど、これも世の流れですね。
(船山壮太/verb)

特に記述がないデータはすべて、2012年9月20日(木)~2012年9月21日(金)の期間に、25~34歳の男性ビジネスマン500人に調査。
協力:アイリサーチ


  • Q. 自席デスクの「片付き」度合いはどの程度?

    お堅い職業「公務員」からの回答も、「片付いている」という自己評価は7割以上。しかし、半数以上が、退社時に書類や資料、私物を置きっぱなしにしているとも回答
  • 「退社する際は、デスクの引き出しに施錠しなければならない」ルールがある業界ランキング

    全業界では「ある」が28.6%、「なし」が71.4%。「金融・保険業」では、約7割が施錠しなければならないと回答。他の業界と比べて、ダントツで数値が高い
  • 「ノートパソコンをデスクに出しっぱなしのまま退社してはいけない」ルールがある業界ランキング

    全業界では「ある」が27.8%、「なし」が72.2%となっている。やはり、パソコンをメインのビジネスツールとしているIT系は、情報管理が徹底されていると考えられる
  • Q. 退社時、ノートPCはどうしてる?

    会社でノートPC(※タブレットPCも含む)を使用していると答えた249人に調査。そのなかで、2割弱の人は退社時に、職場の所定の場所に片付ける規則があるそう

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