日常に潜む仕草のモテポイントを解説!

今が旬、薄手のコートで…。服そのものがではなく、着た本人がモテる!

2012.10.11 THU

モテリーマン

秋は薄手のコートでモテてみたい。モテる薄手のコートを選ぶのではない。コート自身がモテてもしょうがない。あくまでもモテるのは着用者であるべきだ。普通のコートなのに、着方でモテを発生させるのがモテリーマン。そこには人間性がにじみ出るからだ。

たとえば〈ウー〉は風にあおられた裾が激しく波打つ、まさしく“漢おとこ”のスタイル。裾を軽くつまみ、翼のようにほのかに広げれば〈オング〉。エーゲ海の風を感じるフェミニンなアーティスト。前ボタンを完全に閉じ、襟を立てて風に立ち向かえば〈ケン〉。寡黙で頼りになる日本の男。そして、第1ボタンを残し、フロントを全開にすれば〈スーパー!〉。一瞬にして日本のヒーローからアメリカのヒーローへと化すことができる。

秘密は薄手である、というところにある。厚手のコートは強風でないとはためかない。薄手ゆえ、コートの裾は軽やかにはためき、ドラマティック的効果を生み出す。厚手のコートではこうはいかないので、今が旬である。

※フリーマガジンR25 64号「プチスマートモテリーマン講座」より

  • できれば白い鳩とセットで

    〈ウー〉は侠気あふれる着こなし方。風に対して横向きに立ち足は肩幅、裾は風のなすがままに。カバンや傘などを持っている場合は、もっともそれが銃のように見える形で
  • 超薄手のコートが理想的

    〈オング〉はエーゲ海からの風に魅せられて。風に対して正面に立つ。本家よりはモモンガ調だが、ある年齢以上の日本人の琴線には確実に触れる。これを見たOLちゃんは「女は海」であることを実感する
  • 袖を通していないのがミソ

    〈ケン〉は風雪に耐える日本の父親。が、前ボタンを開け始める。そこから何を出そうとしているの!?でも、コートがマントになるだけ!それはまるで、頼りになるあのヒーロー…信頼→不安→安心&信頼・アゲインで、OLちゃんもドキドキ
今が旬、薄手のコートで…。服そのものがではなく、着た本人がモテる!

武田篤典(steam)=文
Shu-Thang Grafix=絵

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