師走や仕事始めの風物詩

挨拶回り「アポなし訪問」は減少?

2012.12.03 MON


新年の挨拶では、「担当者が不在の場合に置いてくる名刺に“謹賀新年”のゴム印を押す」といったビジネスマナーも存在する
イラスト/もりいくすお
師走や仕事始めの風物詩ともいえる会社員の「挨拶回り」。予定している人も多いだろうが、実際のところ「挨拶回り」の習慣がある人はどのくらいいるのだろうか。25~59歳の社会人400人にアンケートしたところ、「挨拶回り」をすると答えたのは、年末年始ともに全体の約25%にとどまった。ただ、20代はほかの年代と比べてやや多く、年末では29.4%が、年始では38.2%が「する」と回答。若手社員ほど、率先して「挨拶回り」をするケースが多いのかもしれない。

そんな「挨拶回り」の作法で気になるのが、“事前アポイントの必要性”。特に年代によって意見に差があり、「アポなし訪問がよくある・たまにある」と回答したのは、ダントツで50代。年末は59.1%、年始は47.1%の人が「アポなし」で直接訪問するという。「業界のルール」(56歳・男)、「挨拶回りはアポなしOK」(53歳・男)など、習慣と考える人も多いようだ。

一方、20代・30代の若手世代は、年末年始ともに約6割が「アポとり派」。「年末の忙しい時期にアポなしは迷惑」(29歳・女)という声に加え、「前もってしないと信用を失うから」(26歳・男)という人までおり、50代の一部意見とは正反対。今後は、「アポなし挨拶回りは非常識」という流れが主流になるかもしれない。マナー本をいくつか見ても、アポイントは必要と考える人が多いようだ。

実際、アポなしで訪問すると、先方の都合が悪かったり、不在だったりすることも多いはず。そんなときの対処法を尋ねると、全世代で「名刺を置いて帰る」(57.9%)がトップ。次いで「手土産だけ置いて帰る」(32.2%)、「伝言を残して帰る」(30.6%)が続き、「後ほど挨拶のメールをする」は16.5%。直接足を運んだ痕跡を残せる方法が好まれるようだ。これから年末年始の挨拶回りをする人も多いだろう。先輩たちのデータを参考にしながら、失礼のないよう気をつけたいものだ。
(笹林司)


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