評価の高い人・低い人に共通点アリ

評価の決め手は「○○能力」だった

2012.12.28 FRI


M&Aによる組織再編やグローバル化で職場の人間関係は複雑化している。今後はより高度なコミュニケーション能力が求められそうだ
イラスト/千野エー
「自分は同僚より高く評価されている」。そんなふうに思えれば仕事も楽しいだろう。では、実際R25世代は自身の人事評価をどのように認識しているのだろうか? 小誌が20~30代の男性会社員700人に調査したところ「同僚より高く評価されている」と感じている人は34.4%。これは「同僚より低く評価されている」(17.0%)と答えた人の約2倍で、若手サラリーマンの意外な強気ぶりがうかがえる。

次に「評価が高い」と感じている人に「得意な能力」を尋ねると、「コミュニケーション能力」が34.4%でトップ。以下、「論理的思考力」(29.9%)、「行動力・実行力」(24.1%)と続く。一方「評価が低い」と感じている人の得意な能力は「論理的思考力」(37.0%)、「情報収集能力」(30.3%)、「発想力」(20.2%)となっている。こうした結果から浮かび上がるそれぞれの人物像とはいかなるものなのだろう?

「前者はアクティブで、世代や性別の異なる人が集まる職場でも上手にコミュニケーションを取りながら仕事を推進していくタイプ。後者は事務処理や企画書作成などのテクニカルな能力には長けているものの、内向的でそれをうまく生かせていないタイプでしょうね。前者の自己評価が高いのは多少の“うぬぼれ”もあるとは思います。ただ、スピード勝負の昨今のビジネス現場で人と人が情報を共有し一緒に働くためには、かなり高度なコミュニケーション能力が求められます。ですから、このようなタイプが評価されやすいことは確かですね」と語るのは、採用の現場で様々なビジネスマンと向き合ってきたヘッドハンターの小松俊明さん。氏の分析を裏付けるように「評価の低い人」が苦手とする能力の第1位もまた「コミュニケーション能力」となっているのだ。

いくら結果を残しても評価されない。そう感じている人は、改めて普段のコミュニケーションを省みてはいかが
(榎並紀行)

※この記事は2012年7月に取材・掲載した記事です


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