DeNAは1000万、グリーは1500万…

年収1000万クラスの求人条件は?

2012.12.29 SAT


「給与収入は1000万円以下でも、手厚い福利厚生などの手当も合わせれば年収1000万円相当の求人はある」(リクナビNEXT・黒田編集長)
画像提供/アフロ
DeNAが1000万円なら、グリーは1500万円!

と競売ばりの高額っぷりが話題になった、来季新卒採用の年収。このご時世、思わず目を疑う額だが、転職市場では年収1000万円級の求人ってどんな条件なのだろう?

「簡単にいえば、需要(求人数)に対して供給(求職者数)が足りない“売り手市場”にあることです。その最たるケースが、開発者の少ないソーシャルゲーム市場。ここのところ、高額求人の条件は、学歴や職務経験などの“経験ベース”から、企業が挙げた仕事ができるかを問う“ミッションベース”に変化しています」(リクナビNEXTの黒田真行編集長)

その言葉を受けて、ヘッドハンターの兼本尚昌さんはこう話す。

「確かに、スキルの有無でなく、企業のミッションを遂行する即戦力になれるかが、最近の高額求人のカギです。条件も『新しい部署の責任者になれる、ソーシャルゲームのシステムをスマホ用に最適化して開発、管理できる人材』という具合。在籍している部署や手掛ける業務内容を限定したうえで、競合企業からの引き抜きを依頼されるケースも珍しくないですよ」

また、公認会計士などを専門にヘッドハントを行うVRPパートナーズの大谷幸宏さんは…。

「即戦力になるのはもちろん、より細かく専門性が求められるのも特徴です。たとえば、会計士業界は“買い手市場”なので、監査実務という公認会計士としての基本スキルだけでは市場価値が上がりづらい。経験に加え、数字を分析して今後の経営戦略を立てられるコンサルティング的な能力を持っていてはじめて、高額求人の対象となるんです。また、TOEICなら850点以上程度の英語力や、国際会計基準の知識も必須条件ですね」

うーん、年収1000万円はやはりハードルが高い! ただ、自分の専門性が何かを見極めることが、キャリアアップの近道になりそうですよ!?
(有馬ゆえ/ノオト)

※この記事は2012年12月に取材・掲載した記事です


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