専門スキルだけでは足りない!?

“10年先も食える”スキルを身につける!

2013.01.31 THU


公開フォーラムの講師は、グローバル人事・組織コンサルティングに従事するキャメル・ヤマモト教授(BBT大学経営学部教授、デロイトトーマツコンサルティング ディレクター)/右と、東京都において義務教育初となる民間人校長を務め、著書『坂の上の坂』(ポプラ社/2011)が話題となっている藤原和博氏/左 (C)IHA
グローバル化にともなう企業の国際競争力低下や、人口減少による国内マーケット縮小など、様々な問題から停滞感が漂う現在の日本。『10 年後に食える仕事、食えない仕事』(渡邉正裕/東洋経済新報社/2012)がベストセラーになるなど、先行き不透明な社会で働くビジネスマンの間では、会社や業界の将来性に左右されることなく、自ら状況を打開し、厳しい社会の中で10年先も通用する個人スキル獲得の必要性が高まっているようです。でも、“10年先も通用する個人スキル”とは、実際どんな能力なのでしょうか。

近年、注目を集めているのは“ソフトスキル(※)”を磨くという発想。みなさんの周りにも、社内の根回しが早く、プロジェクトの進行がいつもスムーズな人や、取り引き先からうまく有利な条件を引き出してくる人、会議では気がつくといつも進行役になっている人など、専門技術や資格とは関係なく、社内で「デキる」と評価される人がいるのでは? そんな人こそ今注目の“ソフトスキル”が高いビジネスマンなのです! かつて個人スキルといえば、“ハードスキル”を指すことが多かったものの、予測困難な経済問題が次々と起こる最近では、柔軟な発想で問題を解決する“ソフトスキル”の重要性が見直されているというわけ。

※“ソフトスキル”とは、「マーケティング」「財務」「法務」など、特定の技術や資格が必要となる“ハードスキル(専門スキル)”に対し、「コミュニケーション」「文化理解」「リーダーシップ」「ファシリテーション」など、答えのない問題に対して、結果を出す能力のこと。

こうした時代の潮流に合わせ、経営に特化した“教えない大学”、「ビジネス・ブレークスルー大学」(以下BBT大学)なども誕生しています。こちらは、座学だけではなく、問題解決と実行のプロセスを徹底的に鍛えるディスカッションを重視した、“ハードスキル”に加えて“ソフトスキル”も習得できるオンライン大学。入学生は高校卒業生だけでなく、社会人や海外在住者も多数いるのだとか。

そんなBBT大学では、20代・30代のビジネスパーソンを対象に、公開フォーラム「専門スキルだけでは足りない! 次世代ビジネスパーソンのための10年先も食える・戦える・勝てるソフトスキル」を2月8日(金)に開催。「10年後のビジネス環境」と「ソフトスキル」をテーマに、外国人と対等に戦う外交力、人を導くリーダーシップ、人生に役立つキャリア形成や人間関係の築き方などの講演が予定されています。

スキルアップのために、25歳以上の社会人が大学に進学する割合は、先進諸国(OECD)平均で21.1%。一方で、日本はわずか2%と、大きく下回っています。グローバル化がさらに加速するこれからの社会で、日本のビジネスマンが“10年先の仕事”を確保するためには、ここらで一度、自分のスキルについて考え直してみる必要があるのかもしれません。

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