転職のチャンス到来!?

2013年の中途採用はじわり増加?

2013.02.26 TUE


求人倍率は8月以降6カ月連続で右肩上がりに推移しています。このまま上がり続けてほしいですね!
2013年2月18日、リクルートキャリアが発表した求人倍率によると、1月の求人倍率は1.74倍。この数値は6カ月連続で右肩上がりに推移しており、求人数は1年前と比べて33%も増えているそうです。ということは、2013年の中途採用もこのまま好調に増加していくってこと? リクルートキャリアの鶴巻百合子さんに聞きました。

「確かに求人指標は上昇していて、企業側も採用意欲はあります。しかし、大量採用する企業は少なく、採用条件にあった人を求める傾向が強いので、転職希望者が、『最近、求人動向が上向いている』と実感することはなかなかないでしょう。リーマンショック以降、企業に人を育てる余裕はなく、中途採用で求められるのは、なにより即戦力です」

やはり厳しい状況は変わらないようですが、2013年注目すべき業界はありますか?

「明らかに伸びているのは、インターネット分野です。そもそも歴史が浅い分野なので経験者が少ないため、『これから経験を積んでいきたい』という人たちにも採用のチャンスがあります。職種でいうと、ゲームアプリの開発者やWEBデザイナーから、インターネットを使って新たなビジネスを生み出せるビジネスクリエイター、WEBマーケッターまで幅広く募集しています」

ほかの業界はどうですか?

「震災復興に向かう過程において、建設・不動産分野の求人が今後右肩上がりに推移すると思われます。現状でも不動産業界の営業職の募集が多いですね。住宅ローン低金利の現状に消費税アップ前の駆け込み需要が重なり、マンションや一戸建てを買うニーズが高まっています。人手不足感が強い外食やコンビニ業界も積極的な出店計画に合わせて、引き続き採用意欲の高い求人を見込めるでしょう」

とはいえ、この分野でも即戦力が求められているのは変わりありません。しかし、鶴巻さんによるとこんな観点も重視されるそう。

「募集人数が少ないということは、より会社にフィットした人材が求められるということ。面接でのコミュニケーションで、『この人ならウチで活躍してくれそう』、『こんなにウチに入りたいんだ』『この人となら、一緒に仕事をしてみたい』と共感しあうものがあれば、少々の経験不足はカバーできる可能性もあります」

企業の求人意欲が高まっても「厳選採用」の流れは変わりそうもありません。これから転職を望むのなら、まずは目の前の仕事で「一人前」であることが最も大事な条件と言えそうです。(岡本のぞみ/verb)

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