“就活”に備えて知っておきたい

人事のプロが語る「嫌われる学生」

2013.04.29 MON


ビジネスマンばかりが訪れる喫茶店などでアルバイトをすることも、社会勉強のひとつ。真剣に取り組むことで“場慣れ”にもつながる イラスト/東京キリマンジャロ
いよいよ大学生活の幕開け。キャンパスライフを満喫したいところだが、頭の片隅に引っ掛かっているのは、2年半後に迫る「就活」の試練だ。「企業から引っ張りだこ」とまではいかずとも、内定ゼロで悩むのは避けたい。 

そこで『大学生活30のルール』著者で人材コンサルタントの常見陽平氏に「就活で失敗しないコツ」を聞いたところ、就活では「企業から嫌われるタイプ」が存在するらしい。では、その特徴とは?

「まずは、ステータスだけ立派で中身がない人。例えば、サークルやボランティア活動をやたらとかけもちする学生がいますが、大切なのは『何』をやったかより『どう』やったか。もちろん本気で熱中したのであればそれは強い武器になりますが、就職活動のためのネタ作りに過ぎない底の浅い体験談は逆に嫌われてしまいます。次に、社会人を中途半端に模倣した『痛いプチオトナ』な学生。服装や言葉遣いは大人そっくりなのに中身がともなっていない、自己啓発本の読み過ぎで頭でっかちになっている人は嫌われます。それよりいい意味で生意気な“学生らしい学生”の方が好まれるでしょう。また、最近は話のうまい学生も増えていますが、スキルに溺れて面接で『自分のプレゼン』に終始してしまうと悪印象。あらかじめ用意しておいた言葉しか話せず、想定外の質問をされると黙ったり、はぐらかしたりするような人よりは、話し方は多少たどたどしくても面接官の質問の意図を理解し、きちんと受け答えできる人の方が好まれます」

さらに、常見氏が最近増えていると感じるのは、自分で考えて、行動を起こすことができない学生。

「主体性のない人材は企業から最も嫌われます。会社に入ったら仕事を『教わる』のではなく、自ら『学ぶ』姿勢が問われるからです」

思った以上に注意点は多いが、すべては日々の心がけ次第。1年生のうちから意識して改善しておこう。
(榎並紀行/やじろべえ)


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