ウォーミングアップの達人に聞く

やる気に火をつける毎朝1分の儀式

2013.05.16 THU


1分の儀式は自分を変えるための「小さな種まき」。おっくうでも毎日続けることで、仕事への意識と誠実さ、計画性が増してくるという イラスト/杉崎アチャ
朝、出社直後はなかなか仕事に身が入らず、ついボーっとしてしまうもの。小誌が行った25~34歳の男性300人へのアンケートでも「出社直後にフルパワーを発揮できる」人は全体のわずか15.3%。そこから完全にエンジンがかかるまでの時間は、出社後「30分~1時間程度」が最も多く42.1%。「1~2時間程度」というスロースターターも28.7%いた。そこで、気分を仕事モードに切り替えるために実践していることを聞くと(複数回答)、多かったのは「コーヒーやお茶を飲む」(72.3%)、「一日の予定やタスクリストを確認する」(46.7%)、「ネットでニュースなどをチェックする」(44.3%)など。他には「タバコを吸う」「目薬をさす」「甘いものを食べる」「ほおをたたく」といったものが挙がった。

『毎朝1分で人生は変わる』の著者、三宅裕之氏(シナジープラス代表)は「朝の1分間でできるちょっとした行動が、その1日を良好なものに変えます」と語る。“やる気に火をつける達人”として知られる三宅氏は、自らもモチベーションを高めるために様々な「儀式」を実践しているという。オススメの“儀式”を聞いてみた。

「まず出社後、会社のトイレの鏡を磨きましょう。鏡を磨くとそこに映る自分を磨いているようで前向きになれます。また、部屋に入ったら“未来の自分”を思い描きながら、ゆっくり机に向かうのもオススメ。ひと足進むごとに1カ月後、半年後、1年後、3年後、10年後の姿をイメージします。これを毎朝やると、潜在意識に目標が刻まれ、自然とやる気が湧いてきます」

朝は脳からα波が出やすく、潜在意識にアクセスしやすいのだとか。この時間に、ポジティブな意識を植え付ける儀式を習慣化することで、恒常的にモチベーションを高めることも可能になるという。午前中を有効に使えれば、無駄な残業だって減るはず。朝からスタートダッシュをかけていこう。
(榎並紀行/やじろべえ)


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