スキルアップに投資する女性が増加中!

女性に人気の資格ランキング

2013.07.06 SAT


スキルアップ系の習い事が軒並みランクアップした「2011年度 人気おケイコランキング」だが、一方で、「ヨガ・ピラティス」「バレエ」「陶芸」など心や身体を「整える」系の習い事も堅調だった様子。先行き不透明な時代、不安を解消したい人が多いのかも!?
先行き不透明なこの時代、何があっても食いっぱぐれない資格やスキルがあれば、心強いもの。そう考えている人は少なくないようで、“資格取得”や“スキルアップ”に費やす時間とお金が増えているらしい。

リクルート発行のスクール情報誌『ケイコとマナブ』が、全国の20~34歳の働く女性を対象に行った『2011年度 人気おケイコランキング』調査では、上位30に資格取得やスキルアップ系の習い事が多数ランクイン。ざっと眺めてみると、1位の「英語」をはじめ、5位の「簿記」、6位の「医療(看護・医療事務など)」、9位の「ワード・エクセル」、15位の「社会保険労務士」、20位の「行政書士」、24位の「ファイナンシャル・プランナー」、さらに同率27位の「宅地建物取引主任者」「ホームヘルパー」「ネイル」など、仕事や副業に直結しそうな習い事がズラリと並んでいる。

ちなみに、「英語」は同ランキングにおいて、2003年度以来9回連続の1位なのだが、「英語」を習っていると答えた人は前年の20.4%からさらに5.1ポイントアップして25.5%。「英語」を習ってよかった理由の筆頭に「現在の仕事に役立った」が挙げられている。

さらに、資格取得やスキルアップといった「実用性の高い」おケイコの人気ぶりは、前年からの順位の変動を見るとより顕著だ。たとえば「医療」(18位→6位)、「行政書士」(32位→20位)、「ホームヘルパー」(55位→27位)などが大幅に躍進。これとは対照的に「エアロビクス・ボクササイズ」(17位→27位)、「テニス」(12位→27位)、フラダンス(19位→35位)、「ゴルフ」(9位→40位)などのスポーツ系のおケイコは順位を下げたものが多数だった。

では、なぜ彼女たちは「実用性の高い」習い事を始めたのか。「学び事・習い事の目的」に関する調査では「将来に備えるため」と回答した人が24.5%と、前年より8.1ポイントアップ。このほか「就職・転職のため」は19.7%で前年よりも3.7ポイント増加。「独立・起業のため」も前年の3.3%から2.3ポイントアップし5.5%だ。一方で「ストレス発散・気分転換のため」は27.4%と前年度の33.5%から6.1ポイントも減少している。習い事をリフレッシュや余暇としてではなく、厳しい社会をサバイブしていくための「自分への投資」と捉える傾向が強くなっているようだ。

ちなみに、習い事といえば予算面も気になるところだが、彼女たちは習い事にどのくらいお金をかけるのだろう。同調査によると、仕事や資格取得を目的とした習い事の場合、資格取得などの目標達成までにかけられる総額について「これ以上では通えない」とする金額は12万3023円。2008年度10万7260円→2009年度8万5120円→2010年度8万5844円と推移してきたことを考えれば、「実用的」な習い事への投資意欲が高まっていることは確かなようだ。

東日本大震災や長引く景気低迷など、社会環境が大きく変化する中で、着々と自分に投資する女性たち。今後もさらにその傾向は強まりそうだ。
(吉原 徹/サグレス)

※この記事は2012年7月に取材・掲載した記事です

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