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HBS卒の美人校長の真のセレブ養成スクール(中国)

2013.08.06 TUE


画像提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)
近年の急速な経済発展によって、中国の富裕層は増加しつづけ、1000万元以上の資産を持つ人は102万人以上いるとされている。そんな中国人富裕層の世界的なイメージといえば、「贅沢品大量買いの成金」といったところだろうか。贅沢品をどこまでも追い求め、海外のブランド品を買いあさる姿は、世界中の人々を驚かせた。欧米で販売された高級品の約6割を中国人が買ったという統計もある。

だが、こうしたイメージは一部の中国人富裕層を不快にさせるかもしれない。富裕層の一部の女性は、ブランド品を買い込むだけでなく、“本物のマナー”を身につけ、真のセレブになるためにお金をかける。今、北京で、マナーや儀礼を特訓するフィニッシングスクールが注目を集めている。

スクールの名前は瑞雅礼儀(Institute Sarita)。今年始めに開設されたばかりだ。主なコースは2つで、週一回、3カ月間に渡って開かれる既婚者向けの“女主人儀礼コース”と16歳以上の未婚女性向けに開かれる、“淑媛儀礼コース”。費用はそれぞれ10万元(約160万円)と8万元(約120万円)。これとは別に、プライベートレッスンもあるという。

講義は、北京にある豪華なホテル内で行われる。女性たちは「皮のむき方から種の出し方まで。一つのオレンジをフォークとナイフを使って如何に上品に食べるか」を学ぶ。

ここで講師を務めるのが何佩嵘Sara Jane Hoさん(27歳)。スクールの代表をつとめる。

■中国人の成金を卒業させたい

彼女は香港出身で、幼少の頃はイギリスやアメリカ等で過ごし、ハーバードビジネススクールを卒業。中国語や英語の他にもフランス語やドイツ語など五つの言語を操る国際人だ。ニューヨークの投資銀行や非営利団体などで働いた後、マナーや儀礼を特訓するスイス屈指のフィニッシングスクール・ヴィラ・ピエールフ学院を卒業。北京で、スクールを開設した。

瑞雅礼儀の生徒たちは、フラワーアレンジメントや美術史、服装の装い方、ブランド名の正しい発音の仕方から、ゴルフや乗馬など、いわゆるエリートのためのスポーツなどを学ぶ。だが、最も多くの時間が割かれるのはテーブルだ。

何さんの本物へのこだわりは、徹底している。一流のフランス料理シェフを雇い、レッスンで使われる道具は、すべてフランスやドイツから取り寄せた、上流階級の人々御用達の品々だ。参加費用は決して安くはないが、参加者はそれだけの価値があると満足する。一番良いものを使って学ぶ事ができるからだ。

何さんは「学びにくる女性たちは、如何に外国人と打ち解け合えるかを学びたいと渇望している」と話す。彼女たちは、お金をばらまく見苦しい成金ではなく、文化と礼儀のあるセレブとして、世界に知られる事を望んでいるのかもしれない。


記事提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)

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