採否不問1回500円から特別報奨金1000万円も!

会社のユニーク「賞金制度」

2013.09.05 THU


新規事業提案制度から実現に至った「ノバレーゼ海の家事業」。賞金というご褒美に加え、自らのビジネスプランを形にするチャンスにもなる 画像提供/ノバレーゼ
会社員の収入は月給と賞与が基本。だが、頑張った時はご褒美もほしいところ。最近は、社員の意欲を引き出そうと「賞金制度」を設ける会社が増えている。

静岡で自動車買取業を営む「オートベル」は個人成績に応じて「バッジ」を授与。金のバッジ10個、銀のバッジを20個集めると、特別報奨金として1000万円が贈呈されるというユニークな仕組みで、社員のモチベーションを高めている。

賞金付きの社内コンペを設立し、社員同士の競争意識をあおるケースも多い。2009年に大賞100万円の新規事業・改善提案制度「ノバレボ」をスタートさせた婚礼プロデュースの「ノバレーゼ」では、初年度から年々応募数が増え、今年は当初の7倍・140件の新規事業提案があったという。「賞金制度を設けることで、今まで社員が内に秘めていたアイデアが次々と表に出てくるようになりましたし、具体的な目標があることで向上心を持ち、積極的に取り組んでくれています」(ノバレボ事務局の宮垣さん)。

一方、業務効率化などにつながる改善案に賞金を支払うケースも。特に有名なのが電気設備資材などを扱う「未来工業」の改善提案制度だ。採否にかかわらず、提案を出せば1回500円が支給される。提案は毎年1万5000件近く集まるそうで、この制度により「常に考える」という理念が従業員に浸透していることがうかがえる。

失敗に対して賞金を払う会社もある。金属加工品製造の「太陽パーツ」には仕事で大失敗した社員を年2回表彰する「大失敗賞」があり、2万円が贈られる。「前向きな失敗は会社のノウハウとして残り、明日への糧になる。損失を出したとしても挑戦する姿勢を評価している」(総務部・山根数豊さん)とのことだ。

社員の士気を高める賞金制度。全国の社長さん、御社にも導入してみては?
(榎並紀行/やじろべえ)


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