それでも辞めないのは「お金・生活のため」

過半数が「勤務先はブラック企業」

2013.09.19 THU


「いつもそう思っている」「そう思うことが多い」と答えた人に勤務先の「ブラック度」を採点してもらったところ、平均は66点だった イラスト/山里 將樹
社会問題化しているブラック企業。一般的には、「利益優先で法律も度外視し、社員を酷使する企業」というイメージだが、現実には「ウチの会社って結構ブラック…」なんて思う場面もあるのでは? そこで、20~30代の男性ビジネスマン200人に「勤務先をブラック企業だと思ったことがありますか?」とアンケート。

すると、「いつもそう思っている」(10.0%)、「そう思うことが多い」(9.5%)、「たまにそう思うことがある」(37.0%)という結果に。なんと、過半数の56.5%が「自社をブラック企業だと思ったことがある」ということが判明した。では、ブラック企業だと思ったことがある人の勤務先には、どんな特徴があるのか。全16項目から選んでもらい、「ブラック企業だと思ったことがない」と答えた人の勤務先と比較して差が多い順に並べてみた。(※カッコ内の左が「ブラックだと思ったことがある」、右は「ない」と答えた人の勤務先)

1位 社員の離職率が高い(61.1%/18.4%)

2位 社員研修ではなく、仕事はOJTで覚えるように求められる(64.6%/25.3%)

3位 同業他社より給料が安い(57.5%/21.8%)

4位 社長の独断で経営方針がコロコロ変わる(51.3%/16.1%)

5位 法令遵守の姿勢の欠如(40.7%/6.9%)

以下、「サービス残業が多い」「ノルマが厳しすぎる」「残業が多く労働時間が長い」などの項目が続いた。

ちなみに、勤務先をブラック企業だと思いながら辞めない理由は、「お金・生活のため」(59.3%)、「辞めても良い転職先が見つかるとは思えない」(45.1%)と生活のために耐え忍んでいる様子がうかがえる。

厚生労働省は、離職率やサービス残業の有無などを重点確認事項とし、ブラック企業への監督指導を予定。これを機に、少しでも是正されるといいのだが…。
(笹林司)


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