現実は『半沢直樹』のようにいかず…

上司のミス「指摘経験なし」は7割

2013.09.19 THU


「武井咲をサキと呼んでいた。エミと教えたら、そうなの?とすぐに訂正していた」(30歳・東京都)など上司の側も意外に素直? イラスト/坂本綾子
上層部の落ち度や不正と果敢に闘う『半沢直樹』が大人気となっているが、実際にはそんな男気はなかなか持てないもの。

特に、仕事上で大きな問題になりそうなミスならともかく、小さなミスや失敗の場合はむしろ指摘しにくい。しかもその相手が上司であれば、指摘をためらう人も多いだろう。実際、R25編集部が25~34歳の社会人男性200人にアンケート調査をしたところ「上司のミスを指摘したことがない」と答えた人が、全体の66.0%にも及んだ。

とりわけ指摘しづらい「ミスや失敗」として多く挙がったのは、身だしなみ関連。「カツラがズレている」(87.5%)のほか、「歯に青のりがついている」(80.5%)、「寝癖などの頭髪の乱れ」(71.5%)などは、仕事上の問題ではないだけに、大多数が指摘をためらうようだ。

また、「女子社員にセクハラ紛いの発言をする」(72.5%)、「間違った慣用句・四字熟語を使っている」(70.0%)、など、指摘すると上司に恥をかかせかねない言動に対しても、言い出しにくい様子。

一方、「指摘しやすいと思う」と答えた人が多かったのは「社内の同僚の名前を間違えている」「仕事のスケジュールを勘違いしている」(ともに75.5%)や、「取引先担当者の名前を間違えている」(65.5%)というケース。職場や取引先に迷惑を及ぼし、結果的に上司自身も困りかねないミスや失敗は、当然のことながら指摘しやすいようだ。

ちなみに指摘の仕方としては、「上司と2人きりの時に直接伝えた」が70.0%と、人前で恥をかかせないよう配慮して伝えた人が多数。ハードルが高そうだが、指摘したことのある人のうち、「指摘してよかった」という人は92.6%にものぼった。

勇気を出し面と向かって伝えてみると、案外、上司との距離も縮まるかもしれない。
(有栖川匠)


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