10分100円、1日2525円

驚愕の安さを誇るレンタカーのしくみ

2013.11.10 SUN


格安レンタカー最大手のニコニコレンタカーはガソリンスタンドに併設することでリーズナブルプライスを実現。各社システムが異なるので確認して利用したい
高速道路一部路線の無料化や上限料金制度の試行が6月に迫り、カー利用が便利になりそうな昨今。GWや夏休みなどには、レンタカーでおでかけ予定を立てている人も多いのでは?

そんな中で、「10分100円」や「1日2525円」などという衝撃的な価格を掲げるレンタカー店が登場しているとの情報をキャッチ。いくらデフレの世の中とはいえ、いったいどんなカラクリがあるのだろう?

「母体がガソリンスタンドのコンサルティング会社なんです。現在全国で約300店舗を展開していますが、そのほとんどがスタンドに併設する形をとっています。設備もそのまま生かせますし、レンタカーに必要な点検や整備も国家資格を持ったガソリンスタンドの整備士が手がけますので、追加の人的コストもほとんど必要ありません。さらに、車も中古車を利用することで経費を小さくしています」(ニコニコレンタカー 代表・坂見さん)

「私たちの本業は中古車店です。店の資産をそのまま利用できますから、新たな投資が少ないのが強みですね。また、レンタカー事業は、あくまで本業の販売促進ツールという位置付けで、これ単独で大きな利益を生み出そうとは考えていません。実際にレンタカー利用された車を、そのままご購入いただくというケースも出てきていますよ」(100円レンタカー 広報・吉本さん)

なるほど、本業のインフラ、設備、人をそのまま転用することで安くできるということのようだ。これだけ低価格だと、いままでと違った利用法もありそう。

「価格だけでなく、10分単位という短時間で気軽に借りられることで利用のハードルをぐっと下げました。日本橋店では、東京駅まで知人を迎えに行って返却、200円なんてこともありました。ほかにも、お子さんの習い事の送り迎えや土日にホームセンターへショッピングなど、タクシー代わりにお使いいただいております」(吉本さん)

確かに、これならさまざまな場面で活躍しそう。でも、初めから中古車ってちょっと不安……。

「点検や整備の徹底はもちろんのこと、保険は業界でも最高クラスのものを採用しています。24時間体制のコールセンターも設置するなど、安心して使っていただけるよう努めております」(坂見さん)

必ずしも駅前にあるわけでなかったり、車種やサイズのバラエティが少なかったりと既存のレンタカーと比べてのデメリットももちろんある。でも、やっぱりこのリーズナブルさはスゴイ。目的によってうまく使い分ければ、レンタカーはもっと身近なものになりそうだ。
(静浩太/サグレス)

※この記事は2010年04月に取材・掲載した記事です

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