中国、シンガポールで求人数が急増!

海外で日本人○○経験者が人気!?

2013.11.21 THU


これもグローバル化の流れか、海外在留の日本人は20年で2倍に増加。海外への転職も、これからはもっと一般的になっていくかもしれない 図版作成/blue vespa(外務省『海外在留邦人数調査統計』より)
「海外で暮らしてみたい」と思ったことがある人はけっこう多いのではないか。だが、その際にネックとなるのは仕事。現地で安定的に生活の糧を得ることができなければ、定住は難しい。そこで、海外における日本人の求人事情について、海外転職情報サイト「WORLD POST」に聞いた。

「現在、海外で日本人の働き手のニーズが高いのはアジア。なかでも中国と、邦人移住者や観光客が増えているシンガポールでは和食レストランや日本人向け不動産投資など、邦人顧客を狙ったビジネスの需要が急拡大していて、日本人の求人数が急激に伸びています。具体的な職種としては和食調理師、板前、不動産営業、エステティシャン、旅行代理店(旅行手配業務)。経験者の求人が多いです」(WORLD POST・長島紀彦さん)

また、同サイトに寄せられる求人のなかには、こんな職種もあったとか。

「過去には香港の企業から日本米精米師の求人がありました。また、タイでは水泳インストラクター、アラブ首長国連邦では歯科衛生士の募集などもありましたね」

では、海外の企業で、日本人に求められる能力や評価されるスキルは何なのか?

「日系企業は邦人顧客がメインなので、正しい日本語能力が求められます。現地企業の場合、日本人のきめ細やかな配慮が評価されます。たとえば海外のホテルのゲストリレーションでは、日本人を多く採用した結果、各国のお客様に非常に喜ばれたという話もあります。ただし、現地企業の場合は募集条件としてTOEIC800点以上などを課す場合がほとんど。まずはビジネスレベルの語学力を備えることが前提となります」(長島さん)

なお、新卒より、まずは日本で一度就職した人の方が、海外での就業は有利とのこと。最低でも3年、語学力と日本式のビジネスマナーを磨くことが、世界へ羽ばたく近道となるそうだ。
(榎並紀行/やじろべえ)


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